ブロックチェーンを用いた
ビッグデータ保証収集記録
■どんなシステム?
ハッキングによる改ざんの耐性を持つ大容量データベース
| 1.大容量データを暗号化・分散 |
| 大容量のデータを分散して保存し、その暗号化したものだけをブロックチェーンに記載するため、データの改ざん検知が迅速にできます。データの状態を常に把握できるので、大容量でもハッキングによる改ざんを素早く検知します。 |
| 2.データを保証記録 |
| 収集したビッグデータをすべてブロックチェーンに保証記録することができます。ブロックチェーンを用いているので、ハッキングによる改ざんを防止することができます。保存しているデータを暗号化しているので、情報を盗まれても悪用されることがありません。 |
| 3.大規模サーバーを必要としない |
| ブロックチェーンは暗号化して複数ノードでデータを保存するので、中央集権型の高価な高セキュリティサーバーを必要としません。データは複数で保存しているため、物理的な故障によりデータが破損することがありません。 |
■何に役立つ?
中小規模の企業でもビッグデータを収集できる
| ・ 自社でビッグデータ収集 |
| 大企業のような高価なサーバーを管理しなくても、手軽にビッグデータを収集することが可能です。 |
| ・ データ喪失を防止 |
| 従来は一極集中管理のため、データの喪失をいかにして防ぐかが課題であったが、ブロックチェーンはデータを多数のノードに同データを記載させることでデータの喪失を防止しています。
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| ・ 管理費用が大幅減 |
| 大規模な高セキュリティサーバーを必要としないため、サーバー管理費などを大幅に削減することができます。 |
■どんなメリットが生まれる?
第4次産業革命時代を生き抜く経営資源を取得
| ・ 最重要トレンド、未来予測などの高度分析 |
| IoTなどのデータや、SNSなどのデータがビッグデータとして世に溢れる時代に、消費動向からトレンドを見出し、未来の市場予測をすることは、もはや一般企業にも求められる要素となっています。 |
| ・ 次世代サービスにつながる経営資源 |
次世代サービスの筆頭であるAIには、データが必要不可欠であり、そのデータを集積するのに適しています。 ※経済産業省も、データの利活用が付加価値の源泉になるとして、リアルデータ利活用を推進しています。 |