2024年7月30日 09:00
■どんなシステム?
改ざんされない診療情報(診療履歴、処方記録)が患者と共有できる
1.改ざんされない処方記録 |
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処方記録が改ざんされないため、不正な薬の処方などを洗い出すことができます。処方記録がブロックチェーンに記録されるので、様々な薬局でデータを即時入手することが可能です。お薬手帳を作ることなく、患者も閲覧できる共通のプラットフォームが構築可能です。 |
2.喪失しない診療履歴 |
診療履歴(通院、処置)がブロックチェーンに記録されているので、他系列の病院とも即時連携が可能です。診療情報(診療履歴、商法記録)は暗号化し記録されるので部外者がデータだけを見ても解読不能です。また改ざんできないため、医療ミスの隠ぺいを防止することができます。 |
3.履歴データの共有 |
従来診療履歴や処方記録などの診療情報は医療従事者のみが閲覧することができましたが、ブロックチェーンを用いることで、暗号化し、患者にも閲覧してもらうことが可能になります。データを誰がいつ閲覧したかも記録出来ますので、不正な閲覧を検知し、排除することができます。 |
■何に役立つ?
ブロックチェーンでセキュアに管理し、診療情報を守る
・ 診療情報の保護 |
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ブロックチェーンに記録することで改ざんができなくなり、分散保存されているのでデータを強固に保護できます。 |
・ セキュアな管理 |
セキュリティの高いサーバーを運用することなくセキュアな管理ができ、低コストで運用することができます。 |
・ 患者が閲覧できる |
各患者がどの情報を欲しているかというデータを取得することができ、患者のニーズを引き出すことができます。 |
■どんなメリットが生まれる?
医療データを改ざんから守り、共通化・透明化することができる
・ 自由診療機関間でのデータ共有化 |
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エストニアでは国家レベルで患者情報、医療記録、来院記録、病歴等をデータベース化しています。 NPO法人「広域連携医療福祉システム支援機構」による第13回広域連携医療ネットワークシステム研究会 日本・エストニア EU デジタルソサエティ推進協議会 (JEEADiS) 理事 牟田学 氏の講演資料http://gcmwso.web.fc2.com/pdf/gcm13/gcm13_jeeadis.pdf |
・ 医療の透明化を図ることができる |
2013年7月に発覚した高血圧治療薬「ディオバン」を巡る臨床研究データ改ざん事件を受け、2018年4月に施行された臨床研究法では、データ改ざんに対する厳しいチェックが盛り込まれています。 ※ 臨床研究法について 2018年3月17日 厚生労働省 医政局研究開発振興課 http://www.jmacct.med.or.jp/about/h29/files/act20180317_3.pdf |
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