2024年7月23日 09:00
■どんなシステム?
改ざんできない計測データの保証記録システム
1.測定履歴も記録 |
---|
測定したデータだけでなく、測定の履歴も記録し、改ざんを防止することができます。ブロックチェーンは取り扱う物も改ざんが出来ないので、信頼あるデータを記録していくことができます。特にデータを直接機器から読み取り、人を介しないIoTに関しては、さらに信頼性が向上します。 |
2.データを保証記録 |
収集した計測データをすべてブロックチェーンに保証記録することができます。ブロックチェーンを用いているので、ハッキングによる改ざんを防止することができます。保存しているデータを暗号化しているので、情報を盗まれても悪用されることがありません。 |
3.大規模サーバーを必要としない |
ブロックチェーンは暗号化して複数ノードでデータを保存するので、中央集権型の高価な高セキュリティサーバーを必要としません。データは複数で保存しているため、物理的な故障によりデータが破損することがありません。 |
■何に役立つ?
改ざんできないデータ収集で、システムの信頼性を勝ち取る
・ 測定データに信頼性を持たせる |
---|
センサで測定したデータに、「改ざんされていない」という価値をつけ、信頼性を持たせることができます。 |
・ データ喪失を防止 |
従来は一極集中管理のため、データの喪失をいかにして防ぐかが課題であったが、ブロックチェーンはデータを多数のノードに同データを記載させることでデータの喪失を防止しています。 |
・ 管理費用が大幅減 |
大規模な高セキュリティサーバーを必要としないため、サーバー管理費などを大幅に削減することができます。 |
■どんなメリットが生まれる?
不正を防止する仕組みとして世に提唱できる
・ 信頼あるデータとして発表・報告できる |
---|
ブロックチェーンにデータを記録することで、そのデータを閲覧する側からの信頼を得ることができます。 |
・ 悪意ある不正を排除することができる |
研究論文などのデータ捏造を防止できるほか、社内での不正も排除することができます。 ※近年、建設・自動車など、命にかかわる分野でのデータ捏造が発覚しています。センサーから収集したデータを直接ブロックチェーンに記録することで、ねつ造を防止することが可能です。 |
- ブロックチェーン提供企業
- ブロックチェーンで未来を変える 株式会社シーズ