2024年10月31日 11:00
陰陽バランス食養学の実践を日々楽しんでいます。
新鮮な大分産の干物をいただきました!
関サバ、関アジ、うるめです。
干物は元は保存
干物は焼いて食べるだけでなく、アレンジして料理することで非常に美味しく食べることができます!
飲食店メニュー用にいろいろ思案中ですが、まず最初は、やはり焼魚で味を確認、干物三昧します。
青魚の脂を一緒に摂りたいので、焼き魚は魚焼きグリルでなくフライパンで焼きます。
関アジ。
関サバ。
サバはマサバ、ゴマサバ、タイセイヨウサバに分けられますが、地域の各漁港からたくさんのブランドサバも存在しています。
マサバは、サバのなかで最高級魚として扱われていて、脂のノリもよく、焼いて食べると誰もが絶賛する美味しい魚です。
関サバなどブランド化されたサバは、このマサバで、体長は大きいもので50cmほどまで成長すると言われています。
大きすぎてうまく写真におさまりません。
うるめ。
うるめは、「うるめイワシ」という種の小さなイワシです。
「オイルサーディン」は普段よく食べているマイワシやカタクチイワシなどの子供か何か、とにかくイワシの小さいもののことだと思っている方も多いかもしれませんが、ヨーロッパではサーディンはうるめのことを指しています。
日本ではオヤジのビールのおつまみ、といったイメージの強いうるめ、じつはこのように世界各国で食され愛されている魚です。
どの魚も身が厚くてフカフカして引き締まっています、少し噛むだけでギュッと濃厚な甘みと美味しさが口に広がって、ほっぺたが落ちます。
さて、出汁にしても、そのまま焼いても美味しい魚。
とくに頭の部分が美味しい理由をご存知でしょうか。
秘密は、青魚の脂に多く含まれる栄養素のEPA・DHAにあります。
魚の目玉にはEPA・DHAが豊富に含まれていて、含有量は魚の身体のなかで一番多くなっています。
そして目玉から広がるようにしてEPA・DHAの含有量が減っていくため、頭にはEPA・DHAが多く含まれています。
このEPA・DHA、人間が生きていく上で欠かせない必須脂肪酸ですが、体内ではつくることができないため、外から摂取する必要があります。
つまり、昔から言われている「身体に必要な物は美味しく感じる」、これは精神的に正常であれば脳の機能として正しい理論なのでしょう。
実際に、魚の目玉は非常に美味しく、大好物だという方も多いですね!見た目とは裏腹に、非常に上品な甘みと濃厚な旨味があって、わたしも大好物です。
逆に、どんなに健康に良いと称えられる食品でも、身体が欲していないときは、それを美味しく感じないのも同様でしょう。
人間の身体は本当によくできています。
このように、とくに青魚を焼いて食べるときにはEPA・DHAが豊富に含まれている脂を落としすぎないようにして美味しくいただきましょう。
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陰陽バランス食養学~現代に蘇る医食同源~
「陰陽バランス食養学」は食品や調理法を陰陽スコアに置き換え、
その合計点をみれば誰でも簡単に陰陽バランスが取れているかが解るという学問。
陰陽バランス食養学は、全国の書店及びAmazon・楽天等の通販書店でお買い求めいただけます。
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