2022年10月 2日 11:00
陰陽バランス食養学の実践を日々楽しんでいます。
お刺身や焼き魚など、
研究目的や外食で週の半分以上は魚を積極的に摂っています。
↑こちらの2枚の写真はアジの開きと姿焼き。
和食にもお寿司にも、
魚は日本人にとって欠かせない食材。
一方で、
魚は極力控えた方がよい?!
そんな相反する論争が繰り広げられているように思います。
その論争の理由は「メリル水銀」。
メリル水銀は、海中の無機水銀の一部が特殊細菌により変化したもの。
食物連鎖により魚介類に蓄積するため、
メリル水銀による中枢神経系に対する影響が危惧されています。
その一方で、オメガ脂肪酸を始め、
魚には良質なたんぱく質やカルシウム等の栄養素も含まれています。
一体どちらが正しいのでしょうか。
↑こちらの写真はトビウオ。
トビウオは、トビウオであることが解るように、
身ではなくトレードマークの胸鰭を見せるように盛り付けるのが相手への心遣い。
↑こちらはクロムツ。
↑こちらはカンパチのかぶと焼。
DHA・EPAは目の周辺に一番多く含まれています。
とても美味しいので大好物です。
ある研究では、メリル水銀と体外受精の治療成績(妊娠力)の関係には、
相反する結果が出ています。
オメガ3脂肪酸濃度が高い母親は、高水銀濃度だったにもかかわらず、
子どもの運動発達指標が高くなる傾向が見られました。
一方、オメガ3系脂肪酸だけでなく、
スナック菓子等に多く含まれるオメガ6系脂肪酸も、
双方の比率が高かった母親では、
高水銀濃度になるほど子供の運動発達指標が低くなる傾向が見られたといいます。
そして魚の摂取量が多い女性ほど、
それと同時にオメガ3脂肪酸の摂取量も増えていることが解ったそうです。
つまり普段からスナック菓子など添加物の多い食生活を行っている方は、
同じ魚を食べても身体への影響が変わるということです。
物事すべては陰陽一体、一方の情報だけを見て、怖がったり食べない、というよりも、
注意が必要なのは種類や量や食し方にあると思います。
次回こちらについてご紹介します。
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陰陽バランス食養学~現代に蘇る医食同源~
「陰陽バランス食養学」は食品や調理法を陰陽スコアに置き換え、
その合計点をみれば誰でも簡単に陰陽バランスが取れているかが解るという学問。
陰陽バランス食養学は、全国の書店及びAmazon・楽天等の通販書店でお買い求めいただけます。
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