前回のつづき。
先述の2つの脳内ホルモンに対してセロトニンは「興奮」の伝達物質ドーパミンと「不快感」の伝達物質ノルアドレナリンの量を調整する前出の2つの脳内ホルモンとは異なる機能を持った脳内ホルモンで、出すぎたドーパミンやノルアドレナリンの回収を行います。
これは精神的な興奮を落ち着かせたり、不快感を解消させるのに機能します。
したがってセロトニンの量が少ないとこれらの機能が不十分となることから、
心の病気に最も関与する脳内ホルモンと言えるのかもしれません。
また、正常心の時はセロトニンの分泌量が正常であり、
ドーパミンとノルアドレナリンは夜に多く分泌しセロトニンは昼に多く分泌します。
夜考え事で眠れないとか不安に陥るというのがこれらで証明できます。
一方で近年の研究では、昔の人に比べて現代の人のセロトニンの分泌量が著しく低下していると言う報告もあります。
それは、食べ物や空気の質などの急激な生活環境変化が問われており、
それらの影響によってセロトニンの分泌にも反映されているようです。
現代社会におけるいろいろな社会問題、
多くがこれらのモノアミン系脳内ホルモンとの関連性があるのかもしれません。
「切れやすい」、「引きこもり」、「自分中心の思考」、「無責任」、
正しい食生活など健全なる生活習慣がDNAに組み込まれた本能的に人間には必要なのではないでしょうか。
また正確には判っていないのですが、人を好きになる、信用する、信頼するなどの愛情的や好感的な思考ではドーパミンが不可欠なのですが、
同時にノルアドレナリンも重要な働きをするようです。
ドーパミンの「興奮」に加えてノルアドレナリンの「不快感」、
この一見正反対に作用する脳内ホルモン、
さらにそれを抑えるセロトニンの微妙なバランスによって愛情や好感度がより継続した強固なものになるようです。
陰陽思想でこれらを考えると、
陽=「ドーパミン」、
陰=「ノルアドレナリン」、
そして「セロトニン」はこのどちらにも偏らない中庸ということが理解できると、
これらのモノアミン系脳内ホルモンの働きがより明確に理解できるようになります。
記事:god@陽子
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陰陽思想を理解すると、世の中の事象が陰陽思想どおりに形成されていることが解ります。
その一つにモノアミン系脳内ホルモンがあります。
このモノアミン系脳内ホルモンと、
「人の行動」及び「心の病気」との研究がかなり進んできています。
モノアミン系脳内ホルモンとは、正式には「モノアミン神経伝達物質」のことであり
「ドーパミン」、「ノルアドレナリン」、「セロトニン」の3つの脳内ホルモンの総称です。
近年、うつ病の治療にセロトニンの投与が有効なことから
これらの心の病気はモノアミン系脳内ホルモンの機能障害と疑われていますが、
正確な検証はいまだ確立されていません。
モノアミン系脳内ホルモンは、
脳細胞同士を結合し記憶や思考を行うための脳細胞の結合機関であるシナプス間での伝達物質であり、
この量と変化によって感情や思考などに変化が現れることが解っています。
それぞれの脳内ホルモンがどのような感情や思考に関係するのでしょうか?
まず、ドーパミンは特に快楽や意欲など「興奮」に関する伝達に関与し、ドーパミンが多い人は何時も元気で明るく、冒険やギャンブル大好きな性格となります、多少のリスクなら自ら楽しむ快楽主義者ともいえます。
これに対して不足な人は顔の表情が乏しく何時も暗くマイナス思考になりがちです、また運動など体を動かすことを嫌がります。
対して、ノルアドレナリンは不安や恐怖、嫌悪など「不快感」に関する伝達に関与し、生命に危険な情報を得ると身体の各所に危険信号を発信する機能を持ちます、冷や汗や心拍を速めて危険から直ぐに逃げ出せる用意を促すのです。
ノルアドレナリンが多い人は、危険情報に対して敏感に身体が機能し、少ない人は鈍感といえます。
これら「興奮」の伝達物質ドーパミンと「不快感」の伝達物質ノルアドレナリンの量を調整するのがセロトニンです。
つづく
記事:god@陽子
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「陰陽思想」とは、
「五行思想」と並び立つ古代中国の東洋を代表する思想(科学、学問)の一つです。
その発祥は不明で「五行思想」よりも古いとされています。
この「陰陽思想」には法則というべき考え方があります、それを運命波学研究所の解釈でまとめて見ました。
・陰陽互根 (基本的条件)
「陰」があれば「陽」があり、「陽」があれば「陰」があるように、互いが共存することで事象が成り立つ。
・陰陽制約
「提携律」とも言い、「陰」、「陽」が互いにバランスをとるよう作用する。
片方が大きくなればもう片方も大きくなり、またその逆も真なり。
・陰陽消長
「拮抗律」とも言い、「波」と同じリズム変化であり「陰」、「陽」の量的な変化である。
「陰」と「陽」が互いを消滅しあうように表面化する。
・陰陽転化
「循環律」とも言い、「陰」、「陽」の極限的な変化である。
片方が極まればもう片方も極まる。
距離や温度などにも応用可能と読んでいる。
・陰陽可分
「交錯律」とも言い、「陰」、「陽」それぞれの中に様々な状態の「陰」、「陽」がある。
「陰陽五行思想」や「易経」などにも取り入れられた考え方である。
真理を探究する科学者の多くが最後にたどり着く学問が「陰陽思想」や「五行思想」であるといいます。
天才科学者や物理学者の多くが、行き詰った理論の打開策としてこれらの思想が大きなヒントを与えてくれるようです。
「陰陽思想」や「五行思想」、またこの両者を合体させた、究極の思想として今も尚受け継がれている陰陽五行思想。
これらは多くの新たな学問の礎として研究されています。
記事:god@陽子
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「陰陽思想」とは、
「五行思想」と並び立つ古代中国の東洋を代表する思想(科学、学問)の一つです。
その発祥は不明で「五行思想」よりも古いとされています。
また、「陰陽思想」はその後に「陰」「陽」の組み合わせによる「八卦」を生み「易経」に発展しました。
「陰陽思想」とは、『宇宙万物(森羅万象)は、全て「陰」と「陽」の二極から成り、どちらが欠けても事象が成り立たない』というのが基本にあります。
また、『「陰」「陽」の二極は対立するのではなく両立(共存)するもの』としています。
つまり、「陰」「陽」2つで1つという考えです。
現代科学においてもこの「陰陽思想」の正しかったことが「物理学」や「量子理論」、「天文学」分野などにおいても証明されています。
紀元前にどうしてこのような思想が生まれたのか、現代科学を学ぶものにとって驚嘆以外の何物でもありません。
運命波学研究所において、この対極の「陰」「陽」両立思考は物事の真理を見出す大変重要な考え方として既に各種の法則に取り入れています。
今後「運命波学」と両立する「陰陽バランス学」を確立し科学的見解によってあらゆる分野の解明に役立てていきます。
尚、これらの解明や応用に関しては「陰陽バランス学」として樹立し、来たると時に出版・公開していく予定です。
記事:god@陽子
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運命波学6つの気質にはそれぞれ、場所・空間にまつわるキーワードがあります。
自身の本質に入っている場所は、本来好きな場所です。
自身のなかに持つ要素だからです。落ち着く空間でしょう。
ただ、自身のなかに持つということは、陰陽一体で意識に現れるということでもあります。
つまり好き(陽)も嫌い(陰)も同次元にあるということです。
とはいえ、やはり自身のなかにある要素が陰(嫌い)の方に傾くのは、リズムが不調であったり下降したり乱れているとき。
本来の正常時は陽のまま意識に現れます、このキーワードになっている場所・空間は、本質(潜在意識)が安心し落ち着く場所になります。
それぞれの気質の持つ、場所・空間にまつわるキーワードの一部をご紹介します。
水気
水辺、海【水のある場所】
木気
都会、自然の中【人・生命体が集まる場所】
波気
高山、高いところ、上空、飛行機【空に近い場所】
火気
暖かいところ、明るいところ【日光のあたる場所】
金気
乗物、水族館・映画館・美術館などの建造物【完成品・建築物】
土気
地下、地下街、室内、閉じた空間【日光のあまり入らない場所】
とくに年運や月運が秋土用・冬・夏などに入るとどうしてもパワーが出ない時があります。
そんな時は本質(潜在意識)が落ち着く場所に身を置いて心をリフレッシュしてみるのも一考かもしれません。
記事:god@陽子
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