地球上に「生命体」が発祥したのは37億年前とされています。
そして最後に細胞が進化した「真核生物」は5億年前とされています。
つまり動物や植物はたった一つの「真核生物」から2つに別れて誕生したことになります。
そうです、動物と植物は元々は一つの種であったわけです。
「真核生物」の亜種への進化は約2億年前に、雪崩現象的に今も現存する多くの動物や植物の祖先を一瞬にして生みました。
この期間はわずか2000万年程度と言われています。
いったいこの期間に地球上に何が起こったのでしょうか。
多くの科学者の頭を悩ませています。
例えば動物で言えば昆虫、魚類、両生類、爬虫類、哺乳類など、
ほんの一瞬で共通祖先が生まれ枝分かれしてそれぞれが進化してきたのです。
そしてそれぞれが多くの亜種をこれまでに発祥させながらすべてが現存しています。
人類はそういう意味では最後に誕生した哺乳類の亜種ということなのです。
「真核生物」から葉緑素を体内に取り込んで、外気である二酸化炭素から炭素成分を取り込むことで成長させようと進化したのが植物です。
動物はもっと積極的で、
それまでの「真正細菌」などの天敵であった細胞を破壊してしまう毒素である酸素を、
逆にエネルギー代謝の媒体として活用できる機能を獲得しました。
面白いことにこうして一つの祖先から分かれた動物と植物は太極から別れた陽と陰ということができ、さらには互いに互いのエネルギー元を補填し合うという陰陽の関係になっているということです。
つづく
記事:god@陽子
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人の性格や資質とはほとんどが良い面と悪い面が陰陽一体となっています。
基本は同じ性質ですが、
ちょっとした違いで良い面と悪い面が分離してその人の個性として出てきます。
もし良い面を出せればビジネスもプライベートも上手く行くでしょう。
表面性格の例を下記に示しますが、
前者は良い面として現れ、後者は悪い面として現れる、
しかし根底は同じ要素の性質である事項です。
その本質は陰陽一体となったその人の個性として確立された1つのものなのです。
これらは、自身の問題だけではなく、
受け取る相手がどう見るかで決まってしまうこともあります。
少なくても状況に応じた会話と、しかも話をするタイミングが良ければ、
良い面として見てもらえる場合が多いと思います。
この陰陽の表面化、心がけると全てにおいて上手く立ちまわれることでしょう。
本質は同じ性質の個性でも
表面化すると善し悪し2つに別れてしまう主な例を示します。
・自分の意見や思想を持っている ・・・ プライドが高く融通が利かない
・真面目 ・・・ 面白みが無い
・綺麗好き ・・・ 潔癖症(病的な)
・臨機応変に対応する ・・・ 計画性が無い、場当たりでいい加減
・社交性がある ・・・ お調子者
・他人に優しい、謙虚 ・・・ 意志薄弱
・慎重 ・・・ 臆病
・積極的 ・・・ 自己中心的
・向上心がある ・・・ 野心家である
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前回のつづき。
先述の2つの脳内ホルモンに対してセロトニンは「興奮」の伝達物質ドーパミンと「不快感」の伝達物質ノルアドレナリンの量を調整する前出の2つの脳内ホルモンとは異なる機能を持った脳内ホルモンで、出すぎたドーパミンやノルアドレナリンの回収を行います。
これは精神的な興奮を落ち着かせたり、不快感を解消させるのに機能します。
したがってセロトニンの量が少ないとこれらの機能が不十分となることから、
心の病気に最も関与する脳内ホルモンと言えるのかもしれません。
また、正常心の時はセロトニンの分泌量が正常であり、
ドーパミンとノルアドレナリンは夜に多く分泌しセロトニンは昼に多く分泌します。
夜考え事で眠れないとか不安に陥るというのがこれらで証明できます。
一方で近年の研究では、昔の人に比べて現代の人のセロトニンの分泌量が著しく低下していると言う報告もあります。
それは、食べ物や空気の質などの急激な生活環境変化が問われており、
それらの影響によってセロトニンの分泌にも反映されているようです。
現代社会におけるいろいろな社会問題、
多くがこれらのモノアミン系脳内ホルモンとの関連性があるのかもしれません。
「切れやすい」、「引きこもり」、「自分中心の思考」、「無責任」、
正しい食生活など健全なる生活習慣がDNAに組み込まれた本能的に人間には必要なのではないでしょうか。
また正確には判っていないのですが、人を好きになる、信用する、信頼するなどの愛情的や好感的な思考ではドーパミンが不可欠なのですが、
同時にノルアドレナリンも重要な働きをするようです。
ドーパミンの「興奮」に加えてノルアドレナリンの「不快感」、
この一見正反対に作用する脳内ホルモン、
さらにそれを抑えるセロトニンの微妙なバランスによって愛情や好感度がより継続した強固なものになるようです。
陰陽思想でこれらを考えると、
陽=「ドーパミン」、
陰=「ノルアドレナリン」、
そして「セロトニン」はこのどちらにも偏らない中庸ということが理解できると、
これらのモノアミン系脳内ホルモンの働きがより明確に理解できるようになります。
記事:god@陽子
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陰陽思想を理解すると、世の中の事象が陰陽思想どおりに形成されていることが解ります。
その一つにモノアミン系脳内ホルモンがあります。
このモノアミン系脳内ホルモンと、
「人の行動」及び「心の病気」との研究がかなり進んできています。
モノアミン系脳内ホルモンとは、正式には「モノアミン神経伝達物質」のことであり
「ドーパミン」、「ノルアドレナリン」、「セロトニン」の3つの脳内ホルモンの総称です。
近年、うつ病の治療にセロトニンの投与が有効なことから
これらの心の病気はモノアミン系脳内ホルモンの機能障害と疑われていますが、
正確な検証はいまだ確立されていません。
モノアミン系脳内ホルモンは、
脳細胞同士を結合し記憶や思考を行うための脳細胞の結合機関であるシナプス間での伝達物質であり、
この量と変化によって感情や思考などに変化が現れることが解っています。
それぞれの脳内ホルモンがどのような感情や思考に関係するのでしょうか?
まず、ドーパミンは特に快楽や意欲など「興奮」に関する伝達に関与し、ドーパミンが多い人は何時も元気で明るく、冒険やギャンブル大好きな性格となります、多少のリスクなら自ら楽しむ快楽主義者ともいえます。
これに対して不足な人は顔の表情が乏しく何時も暗くマイナス思考になりがちです、また運動など体を動かすことを嫌がります。
対して、ノルアドレナリンは不安や恐怖、嫌悪など「不快感」に関する伝達に関与し、生命に危険な情報を得ると身体の各所に危険信号を発信する機能を持ちます、冷や汗や心拍を速めて危険から直ぐに逃げ出せる用意を促すのです。
ノルアドレナリンが多い人は、危険情報に対して敏感に身体が機能し、少ない人は鈍感といえます。
これら「興奮」の伝達物質ドーパミンと「不快感」の伝達物質ノルアドレナリンの量を調整するのがセロトニンです。
つづく
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「陰陽思想」とは、
「五行思想」と並び立つ古代中国の東洋を代表する思想(科学、学問)の一つです。
その発祥は不明で「五行思想」よりも古いとされています。
この「陰陽思想」には法則というべき考え方があります、それを運命波学研究所の解釈でまとめて見ました。
・陰陽互根 (基本的条件)
「陰」があれば「陽」があり、「陽」があれば「陰」があるように、互いが共存することで事象が成り立つ。
・陰陽制約
「提携律」とも言い、「陰」、「陽」が互いにバランスをとるよう作用する。
片方が大きくなればもう片方も大きくなり、またその逆も真なり。
・陰陽消長
「拮抗律」とも言い、「波」と同じリズム変化であり「陰」、「陽」の量的な変化である。
「陰」と「陽」が互いを消滅しあうように表面化する。
・陰陽転化
「循環律」とも言い、「陰」、「陽」の極限的な変化である。
片方が極まればもう片方も極まる。
距離や温度などにも応用可能と読んでいる。
・陰陽可分
「交錯律」とも言い、「陰」、「陽」それぞれの中に様々な状態の「陰」、「陽」がある。
「陰陽五行思想」や「易経」などにも取り入れられた考え方である。
真理を探究する科学者の多くが最後にたどり着く学問が「陰陽思想」や「五行思想」であるといいます。
天才科学者や物理学者の多くが、行き詰った理論の打開策としてこれらの思想が大きなヒントを与えてくれるようです。
「陰陽思想」や「五行思想」、またこの両者を合体させた、究極の思想として今も尚受け継がれている陰陽五行思想。
これらは多くの新たな学問の礎として研究されています。
記事:god@陽子
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