2023年7月11日 09:00
高額な所得税の問題や同じ金額での生活水準の問題、また地震や台風などからの災害回避の問題で日本を脱出したいと思っている人が後を絶ちません。
あらゆるシーンで何気ない質問をしてくる人も増えてきました、海外移住が常に頭の片隅にあるようです。
海外移住を真剣に考えるも障壁となるのが言葉や文化の違いです、そして医療問題や生活必需品に食べ物などの不安です。
若い人の不安とある程度の年齢になった人での不安は全く異なります、若い頃は怖いもの無しで行動できますが高齢になると生活不安と医療問題は大きな障壁になります。
そこで重要なのが正確な安心できる情報です、また現地に日本語が話せて有事の際にサポートしてくれる体制です、これがあればかなりの不安が払拭されます。
インターネットにはあらゆる情報が流れています、しかしその情報は正しいのでしょうか?
ある人が海外移住を考えて夫婦で1週間その国へ滞在しました、ところが得ていた情報とまったく異なるというのです。
同じ国でも場所が異なれば全く世界が違います、それは日本でも同じだと思います、日本でも都会と地方とでは生活様式すら変わってきます。
食事や買い物だけではありません、ホテルでさえも現地の言葉が主流で片言の英語では通じず、そこに骨を埋めようと考えていた国が一度の渡航で二度と行きたくない国に変わってしまったと言います。
これは多くの国に行っている私でさえ初めての国はやはり緊張します、言葉と文化と食べ物の壁は思っている以上に大きいのです。
英語が堪能な人でもこの壁に関しては同じことです、日本人で英会話できる人は何人いますか?
海外も同じです、英語は世界中で通じるというのは大きな勘違いです、ちなみにアメリカに定住する人で英語が全く話せない人が20%もいる事実を考えても解るでしょう。
英語が通じるのはグローバルビジネスを行っている人達だけです、グローバルビジネスをしていなければ自国語以外必要無いのですから。
さて、そんなわけで海外移住したい人向けの支援が今後日本では大きなビジネスになっていくと考えます。
まずその国のどの地域がその人のニーズと合うか、そしてその地の文化から注意事項や特性の教育、生活用品などの買い物の秘訣、銀行口座の開設から住居の世話まで、日本に居る時から引っ越し後の現地サポートまで、こんなフルサポートであれば不安もなく海外移住できるでしょう。
更には現地にサポート要員を用意しておきます、電気や水道など困ったことがあれば電話で日本語によってサポートしてくれます。
オフショア支援やグローバルビジネス支援を行う企業との連携で、要員確保や情報共有化など意外とすんなり始められる可能性が高いと思うのです。
海外出張や海外派遣を数多く経験している人であれば、海外の人材ネットワークを駆使できれば一考の価値の有る事業だと思います。