
足場のある狭いところでよく配管を切り回し仕上げもきれいだなぁと感心しつつ作業をみていると水道屋さんが
「給湯器を使うときにヒーターのコンセントを入れてね。一度電源を入れたら夏場もそのままにしておいて!」
とのこと。
へぇ~と思いつつ、水道屋さんは続けて
「これ、気温でON・OFFするから放っておいて大丈夫!!」
よくできているなぁとさらに感心させられました。
冬場の寒さで水が凍って配管が爆裂してしまうのを防ぐために配管に凍結防止帯(ヒーター)巻いてその上から保温材を巻くのですが、水道屋さんは当たり前のようにしっかり凍結防止処理をしてくれます。
そういえば、前住民の方はここにあったボイラーの配管を爆裂させてしまっていたのを思い出し、設計者・工務店・職人の知識や技量によって差がでることを改めて痛感いたしました。
代表が回ってきたとき、
「ヒーターの電源は抜くなよ!」
と一言。
寒冷地出身で電気の知識も相当の代表としては当たり前の設備仕様のようです。
わざわざ使い方の説明をする必要がありませんでした・・・。

改修工事は外部も着々と進んでいます。
別館のキッチン、風呂及び洗面台の熱源は石油からガスに変更しました。
石油からガスに変更なんてかなり難しいのではないかと思いますが、水道屋さんに確認したところ、とても軽い返事で
「了解!」
棟梁一押しの水道屋さんはこの手の改修工事は数えきれないほどやっているので全く問題ないわけです。
別館の2Fの部屋に2ヶ所換気扇がついています。

↑ 別館2F真ん中の部屋

↑ 別館2F南側の部屋
一般的に部屋に換気扇は設置しないので、母屋1Fの茶室のように部屋の中でタバコを吸われていたのか・・・。
よくよく聞いていると、前住民の方のご子息が絵を描かれていたとのことで、部屋の中に絵の具等のにおいが充満してしまうので換気していたようです。
代表の一言にあった
「電気設備は全て交換!」
だったのでこれらの換気扇も交換です。

既存の洗濯機は水栓だけです。
今回の改修は洗濯機や洗面台の後ろの壁を撤去して張り直すので配管の位置変更ができます。
いつかの会食の時に代表が、
「お湯を使うと洗浄力は全然違う」
とおっしゃっていたのが頭の片隅に残っていました。
そういえばと思い、代表に
「洗濯機の方にもお湯を通しますか?」
と確認すると
「OK!」
と即答。

写真では確認しにくいのですが、左上のコンセントの下に水と湯の配管を設置していただきました。
※右下は洗面台の水と湯の配管です。
改修後は洗浄力抜群?の洗濯ができます。

別館は対面式のキッチンで木製のカウンターがあります。
このカウンターは水跳ねや油跳ねで汚れがしみ込んでいます。
塗装屋さんに相談するとサンダー(電動やすり)をかけてニスで塗りなおせばきれいになるとのこと。
内装塗装の時に実施してもらうことにします。