起業すると出版を意識する人がいます、出版ということに関して私事を言えばブログを開始した20年前の動機は将来への出版のための準備というものでした。
ブログを始めて以来ほぼ毎日更新しています、とはいえここ数年間は週末に一気に書き込んでの予約投稿です。
私にとってのブログは出版の準備に加えて備忘録とその原稿のストックという意味合いが大きく、誰かに向けての情報発信という面倒な建前はありません。
面白いことにブログを読んで問い合わせを頂き本業に繋がることも珍しくはなく、世の中何が功を表するか解りません。
継続することの大きさと、待ちのビジネスの時代の到来を再確認しているところです。
さて、私がブログを継続している最大の理由は将来の出版という目的を持っての準備活動の一つであることは先述したとおりです。
過去の多くのブログはカテゴリー別に整理して、後にビジネスに直結した一つのコンテンツとして書籍化やテキスト化しています。
その原稿を書くまでのネタを貯め込んでいるという意味合いが大きいのです、したがって「ブログは誰の為か?」と聞かれれば即答で「自分の為」と答えるでしょう。
更に私の場合は出版することが理由であるため一貫としたルールを課しています、それはテーマを先に考えて内容を後から完結させるというものです。
テーマを思い付けばまず先にカテゴリを作ってしまう、一度作成したカテゴリは完結するまで何年かかっても必ず完結させる、そして気が向けばそれを基に書籍化しているのです。
確かに完結するまでは、何とも言えない気持ち悪さがずっと付いてまわります、早く完結させたいという気持ちが常に湧きあがるのです。
でもこれも20年という長いブログ経験で言えば、程良いプレッシャーとなって日々ネタ探しをするので、苦しみながらも完結という楽しみは後に取っておくくらいの気持ちで焦らず淡々と行うようにしています。
その副賞として結構な量の専門書を読み毎日のようにテーマを決めてネットに流れている公的機関などの論文を読むため、多くの正確な最新情報を得られ知識に詳しくなったということがあげられます。
性分として不明確な事項を文章に残すことは不名誉だと考えています、だから革新的な根拠をあらゆる方法で探ります、時には1つの事項の検証に何日も徹夜することもあるくらいです。
これも出版ということを目的にしたことの大きな収穫となって、今の多くのビジネスでも役にたっているのも面白いことです。
再度言いますが私にとってのブログは誰の為でもなく自分の為です、自分が楽しめないなら意味がありません、そして決して義務感でやっているわけではなくあくまでも将来へのビジネスに直結した時間の投資だと考えているのです。
もう一つブログで救われているところがあります、それはリズムカルなライフサイクルを確立できたということです。
記事作成の時間は日毎・週間・月間・年間という期間サイクルの中で一定の生活リズムを生みだしています、この程良い刺激とリズム感もビジネスに大いに有効に作用しているようです。
一生のうちに、いったいどれほどのカテゴリと何冊の書籍が出版できるのでしょうか?
時代が進めば、蓄積されたコンテンツを基にAIライターが私の代わりに自動編纂してくれるでしょう。
「あの世へ逝った後の事まで、生きている今この瞬間を楽しめる」、その意味でもあの世へ逝った後での愉しみが有れば長生きしたいという前向きな気持ちも芽生えてきます。
「何の憂いも無く、希望を託してあの世に逝きたい」ですね、それが人生を愉しくする一つの方法だとも思っています。
経営者であるなら是非ブログをお奨めします、自分の為に未来の後継者の為に、生きてきた跡を残しましょう。
誰もが知っている成功経営者の人達はみなブログを書き続け、それを基に出版していた事実を知るべきです。