2024年6月19日 09:00
上手くビジネスを構築できるか、この大きなポイントは「儲かる仕組み」を構築できるか否かにかかってきます。
「儲かる仕組み」とは、自身の活動をどのようにしてお金に換えるかというマネタイズ手法でありビジネススキームそのものです。
ビジネススキームをまとめた事業計画書とは「どのような事業を行うか」というドキュメントではありません、「どのような事業を行いどのようにして利益を生み出していくか」という時系列的な行動計画とそれに伴うキャッシュフロー上の収支計画が織り込まれている必要があります。
起業家が直面する起業後の多くの課題はビジネススキームであり、その基にある「儲かる仕組み」の構築にあります。
「儲かる仕組み」を考える際に「何をもって」と考えると難しく考えてしまいがちです、「儲かる仕組み」作りの発想のヒントは自分の人脈です、どのような人が周囲にいるかを正確に把握することが重要です。
これは自身の周囲の人が自身の事業とどう関われるかという発想の最低限のベースとなります、不要な人などこの世にはいません、どんな人にも必ずその価値を見出すことで有益に自身のビジネスに関わってもらえるようになります。
もう一つは生まれてこれまで無事に生きてきたという実績そのものです、どんな人も失敗やトラブルや上手くいった喜びなどを経験しています、これらは学校の教育や資格なども含めてすべてが学んできたことです。
この自分がこれまで生きてきて学んできたことに価値を見出すことです、これが「自分ができることは何だろう?」という発想を生み出す最低限のベースとなります。
少なくてもビジネスは結果においての利益が重要です、「起業しておきながら利益がなくてもやりたいことができる」という発想は自身のビジネスに自信がない言い訳でしかありません。
そして「利益の出ないやりたいこと」とはビジネスではなくて趣味や道楽です、それであれば起業する目的をどこにも見出すことはできません。
「儲かる仕組み」、それは人脈と自身の経験をお金に換える方法を見つけだすことにあります、自分ではなかなかこれが難しいのです、どんな人も自分を客観的に見ることができないのですから。
まずは素直にそれを行うことができる人にお願いして期間をかけて経験を通して学ぶことです、これしか実績の無い人がビジネスで成功する方法はないのです、できない事をいくら頑張っても何も生むものはありません。