スズキのポアレの下に、食用タンポポで作ったオリジナルペーストを添えました。
食用タンポポをきめ細かくクリーム状に挽いてから、最高級のエキストラヴァージンオリーブオイルで伸ばしました。
スパイスとレモンの酸味の配合が一番の決め手で、なかなかの味に仕上がりました。
グリーン・ゴールド2色のズッキーニと紫ダイコンのロースト&食用タンポポの柔らかい幼葉をトッピング、見た目にも大変上品な逸品です。
皮をオリーブオイルでパリパリに焼いたスズキのポアレに風味もジャストマッチ、世界中の美味しいものを食べ尽くした人の舌も唸らせる上品の中に野性的な個性を醸し出しています。
高級料理を食べ飽きた人に是非一度ご賞味してほしい逸品です!

食用タンポポをトマトソースと合わせてみました。
鶏肉ラグー(ミンチ肉のトマトソース煮込み)を使ったの濃厚トマトソースパスタに食用タンポポをトッピングした新感覚のパスタで、食用タンポポのシャキッと感が実に美味い!
ルッコラとはまた違った味覚が楽しいです。
食用タンポポは、味バランス的に実にイタリアン料理と相性が良いです。

食用タンポポをオイルソースにして、大きめのサイズにカットした自家製パンチェッタ(豚の塩漬け)と合わせてみました。
パスタというよりも、パンチェッタを美味しく食べていただくメニューで食感も抜群です!
食用タンポポのジェノベーゼソースと絡めたパンチェッタのパスタ、最高級のエクストラバージンオリーブオイルとの相性は絶妙で大変美味しかったです!
トッピングのトマトの酸味も絶妙な味バランスです!

沖縄や奄美諸島で野菜」として食べられているグリーンパパイヤ、これをもっと有効利用できないかと考えています。
多くは砂糖漬けや炒め物にしていますが、パスタやアーリオオーリオなどで美味しくいただくことはできないかと知恵を絞っているのです。

グリーンパパイヤには「パパイン」というたんぱく質を分解する酵素が豊富に含まれており、
実が熟すにつれてこのパパイン酵素の量は減ってしまうのでグリーンパパイヤのうちに食すのがベストなのです。
ただ、非常に身が締まっているので硬いのです、したがって薄くスライスしたり加熱の時間の問題なども各種の難題が在ります。
それだからこそチャレンジ精神が燃えてくるのです、何か手はあるはずです。

取り急ぎたまり漬けとピクルスにしてみました。
なかなかシャキっとした食感が新鮮です。


ネパール直送のものすごく辛いトウガラシを頂きました、その名も「ジャン・マラ・クルサニ」(身体・殺す・トウガラシ)、つまり殺人トウガラシの名前が付いた小さなトウガラシです。
これがひとかじりで気絶するほど辛いのです、カプサイシンゲージではタイのアオトウガラシの40倍、ハバネロの10倍の辛さという本当に物凄い辛さに驚きます。
生で食べると胃の粘膜がやられて出血することもあるのだそうで、これだけを生のまま食べるのはネパール人でもあまりしないそうです。
本当に何時までも辛くて口の中が痺れでおかしくなりそうですが、不思議と辛さが引いた後は何とも言えないさわやかさが広がります。
とても生では食べられないので、乾燥させて各種の調理に使ってみたいと思います。
小さい粒のものほど辛いジャン・マラ・クルサニ
