パスタメニューで、トマトソースもカルボナーラもどちらも同時に食べられたら幸せかもしれないと考える人は私だけでしょうか?
そんな嗜好の人向けに、野菜だけで作るヘルシーなオリジナルパスタを考案しました。
トマトソースでありながら、なんとカルボナーラのような風味も同時に楽しめるパスタメニューです。
題して、カルボナーラ・ロッソ!
今回はあえてエグ味のあるビーツの葉と根、加えて甘味のあるタマネギだけで微妙な味のバランスを実験しました。
これで美味しければ、ほぼどんな野菜を使っても大丈夫です!
野菜をオリーブオイルにニンニクで香りを付けてから炒めてトマトソースを加えます、その後卵黄を高速でかき混ぜるように加えます。
たったこれだけです!
注意点は卵黄を加える際に少し冷ましてから入れて下さい、下手すると卵黄が固まってソースと一体化しません。
生ミルクとパルメジャーノチーズを加えるとよりカルボナーラ的なクリーミーな味に代わります、好みでいろいろやってみるのも楽しいと思います。
また、具材をブロックベーコンやキノコ類など各種の食材で実験しましたが味はバッチリでした!
実験は成功です。
本当に、トマトソースのカルボナーラ風味です!
ポテトフライの新しいメニューを考案しました。
思考錯誤の末に誕生したのがこの甘辛いチリポテトです。
野菜ベースの濃厚なチャツネに、トウガラシと数種類のスパイスを加えて作られたオリジナルのチリチャツネを皮ごと揚げたポテトや野菜と合わせています。
これまでにない刺激的なフライドポテトに仕上がりました。
味の決め手はフレッシュトマト、程良い酸味が辛さを引き立てます。
トッピングはお好みでパクチーをサービスします。
オリジナルのチリポテト
※チャツネとは、数種類の野菜やフルーツを水分が無くなるほどバターで炒めた濃厚なジャムのようにしたソースでブイヨンや肉料理の味のベースとなる調味料。
欧風カレーのルーを使ってカレーパスタに仕上げてみました。
茹でたパスタにそのままでも美味しいのですが、 ペペロンチーノをベースにすると一層味が引き立ちます。
まさに濃厚な昭和の味に、パンチの利いたカレーパスタが出来あがりました。
イタリアンでもフレンチでも、また居酒屋さんでもそれぞれに具材やレシピを工夫すればメニュー化が図れます。
現在、イタリアンレストラン向けに味を調整してメニュー化を急いでいます。
ペペロンチーノ・パスタに欧風カレーをドバッとかけます。
具材をいろいろ入れているのは味の相性の確認の為です。
自家製の鶏のジャーキー(生ハム)の新レシピを考案しました。
このジャーキーの製法は、ムネ肉やササミをそのまま熟成すれば生ハムにも応用できます。
作り方は、まず鶏のムネ肉を1cmの厚さに繊維に従い縦切りします。
漬け汁は、紹興酒・塩・ブラウンシュガー・トウガラシ・ローズマリー・オレガノなどのハーブ類、これに特製の麹エキスを加えて1日冷蔵庫で醗酵熟成させます。
麹エキスは自家製ですが、インスタントに済ますなら市販の米麹やヨーグルトでも代用できます、要は醗酵させて旨みを増し食感を良くするためです。
漬け汁とハーブ類を揉み込んでから冷蔵庫で熟成
熟成が完了したら、 ひとつひとつ丁寧に、 キッチンペーパーかガーゼで水気を取って乾燥棚に並べます。
自家製乾燥棚にセット
そして、極秘の方法で瞬間乾燥させます!
普通は冬場の乾燥した空気の外でも10日間ほどかかりますが、 独自の方法を使うことで翌日にはほぼ完成します。
このままでも美味しいのですが、冷蔵庫でさらに1週間以上熟成させると、生ハムのような食感になります。
1日後ほぼ完成です、水分が抜け量は半分以下になります
これならお店でも手軽に作って出せそうです。
今回はこれまで1ヶ月以上かかると言われる鶏のジャーキーを、 超短期間で作る製法を考え出しました、この方法ですと非常に衛生的にも優れています。
そして、イタリアンレストランのソムリエにテスティングしてもらった結果、ワインのお供として採用決定いたしました!
ネパール餃子の「モモ」を使ったオリジナルメニューを紹介します。
第三弾はモモ鍋です。
本来のモモはこんな感じでスパイスソースで頂きます。
これに独自レシピでカモ鍋風味に調合した和風の優しい出汁で鍋にしたのがモモ鍋です。
日本料理とネパール料理の共演を模索してみました。
これが意外に美味しくて、今では冬季の定番メニューとして大好評です。
オリジナルのモモ鍋