アボカドオイルと特殊飼料により育てられた、千葉県を代表するアボカド黒豚の愛母豚(アボトン)です。
豚と言えば生産量日本一は鹿児島県です、次いで宮崎県、3位が千葉県で多くのブランド豚が存在しています。
このアボカド黒豚も千葉県の誇るブランド豚で、脂がジューシーで大変美味しく栄養価に富んだ豚です。
飲食事業を営む直営のイタリアンレストランでもグリルにして定番のメニューとなっています。
何度も各種の調理でテスティングしていますが、一番美味しいのが何もせずにただグリルやソテーにして頂くことです。
ソテーではバターではなくオリーブオイルを使うことをお奨めします、味を壊さず素の味を楽しめます。
食べる際にちょっと岩塩を振るだけがお奨めですが、さっぱりとレモンだけで頂くのも甘さが引き立ち美味しいです。
口の中でとろけるような食感は豚肉とは思えないほどジューシーです、勿論脂臭さはまったくありません、本当に美味しい豚肉です。
直営レストランでの調理例
宮崎県産のA5和牛を試食しました。
「宮崎牛」と言えば日本2位の和牛出荷量を誇る宮崎県産の和牛で、3年連続の内閣総理大臣賞を受賞した国産牛の中でも特に最高級とされている和牛ブランドです。
しかも、日本食肉格付け協会が定める4等級以上のものが「宮崎牛」と名乗れるという厳しい条件がついています。
レストランでは全ての和牛は冷凍で保存されます。
つまり解凍技術が極めて重要で、解凍に失敗するとせっかくの最高級のA5和牛も台無しになります。
解凍のコツは氷を張った水でゆっくりと時間をかけて解凍することです、こうすることで肉汁も出ることもなく完璧に元の新鮮な状態に戻ります。
冷凍している間にも熟成が進んで、アミノ酸たっぷりの柔らかく美味しい牛肉になるのです。
また、焼き方は底が1Cm以上ある厚めのフライパンを使用し油を使わず低温でじっくり焼くことです。
ちょっとでも焦がした瞬間に、せっかくのブランド和牛の独特の風味が台無しになりますので注意しましょう!
レストランでは確実を期して50度の温水プールで低温蒸し焼きにするところもあります(専用の調理器具が売っています)、この方法だと失敗することはありません。
低温でじっくり焼いた肉の食感はまさに口の中で溶けてしまうという表現がぴったりです、まったく噛む必要はありません。
脂も臭みも全くありません、まさに固形のジュースのようで本当に美味しいです!
調味料は何も要りませんが、あえて使うなら岩塩&レモンが最高です、好みで若干のコショウは香りが効いて牛の旨みを引きたてます。
また好みですが、和風味で食したい場合はゆずこしょうや辛子醤油がお勧めです!
盛り付け例
パプリカやピーマンとの相性はばっちりです!
エスニック料理においてパクチーは生かスープで食べるのが基本、そこであえて肉と炒めらどんな味になるのかを実験してみました。
癖の無い鶏肉と合わせて生姜焼きのイメージで炒め物を作ってみました。
鶏肉にパクチーとショウガを加えてごま油で炒めます、調味料は塩と風味づけの醤油を少々、これだけで大変美味しい料理ができ上がりました。
さっそくネパール料理のお店に紹介したところ、おつまみとしてメニュー化していただきました。
癖の有る野菜は油で炒めると肉と実に合うのです。
エスニックでも中華でも、具材と調味料次第で使えるメニューができ上がりそうです。
癖の強いパクチーでチヂミを考えました。
タマネギやショウガも加えて薬膳チヂミに仕上げてみました。
パクチーの独特の香りが程良く抜けて、タマネギの甘さと微妙にマッチしてとても美味しく仕上がりました。
パクチーの栄養価は熱を加えても変わりません、これをネパール料理店に伝えたらメニュー化に向け味付けの研究を開始してくれました。
オーガニックパクチーを使ってパスタに仕上げてみました。
パクチーは栄養価が高くアンチエイジングに最適な高抗酸化効果もあり、大変ヘルシーなメニューになりました。
取れたての根付きパクチー
いろいろなソーズで試した結果、唯一適合したのがアラビアータでした。
トウガラシを多めに使いピリ辛に仕上げたパクチーのアラビアータパスタです。
ルッコラ・わさび菜・パクチーのグリーンサラダも添えました。
それぞれが非常にインパクトのある葉野菜ですが、合わせると微妙に融合して大変美味しくなりました。