2024年12月30日 07:00
本丸や地方拠点のある私の第二の故郷となるこの地ですが最初に内見をするために訪れてちょうど1年が経ちました、つまりすべての季節を経験したわけです、そこで改めて驚いたのがこの地の湿度です、なんと年間を通して40~80%という肌にも植物育成にも安定的な理想の湿度なのです、対して東京の夏は90%近くにもなる蒸し暑さで冬は20%以下という乾燥した空っ風が吹き寒さが肌に刺さりますます。
この地の湿度が年間を通して安定しているのは四方八方に湧水地と河川が存在しているからです、また理想的な地形で霧雲が発生する上限である海抜600メートル前後で山間に見られるような盆地ではないので空気の通りもよく淀んだ空気溜まりが一つもありません、工業地帯も近くになく年間を通して爽やかで綺麗な空気が流れています。
夏と冬の気温差や1日の気温差は東京よりも大きいです、つまり年間を通して昼間と夜の気温差が高いので野菜や果物が元気に美味しく育ちます、ただ夏の昼間直射日光が当たるところはかなり暑いし冬も東京の平均気温よりも5度低いので寒いですが家の中に居ればまったく苦にならない程度です。
安住の地の四季を知ることは非常に重要だと思います、データを調べて数字上は理解できても実際の肌で感じる感覚はかなり違います、四季を感じながら3つのサンルームの増築や閉じた空間を無くすようにリノベーション内容を変更してきました、安住の地の気候は最高でも住居がそれに適合していなければ本末転倒です、四季を知って四季穏やかに暮らせる空間を作り上げることが快適なスローライフの必須事項だと思う今日この頃。