2024年7月 1日 08:00
土の話し-3
さて、水晶の振動とは別に「土壌」のベースである地殻ということで考えた場合、どうしても切り離せないのが「地殻変動」や」「火山」でしょう。
どちらも地殻が振動します、これが地震と呼ばれているものです。
地球は生まれたばかりは赤く燃える溶岩の塊でした、それが徐々に冷やされることによって地殻が生まれました。
この地殻は地球の薄い膜のようなもので、マグマ(地球内部に残された溶岩)の上に覆われているのです。
マグマの表面が固まる時の歪が幾つかの地殻プレートを形成し、その地殻プレートはそれぞれが地球の自転運動の作用でゆっくり動いています。
この地殻プレートの動きは地殻プレート同士が押し合ったり引きあったりしてバランスを取っているのですが、ある時にこの力を支えきれなくなり地殻プレートにずれが生じます、このときの振動が地震という現象なのです。
「火山」は、地球の中心にあるマグマが地殻の弱い場所に集中することで表面にマグマが噴き出す現象で、このとき水分を含んだ土壌と高温のマグマが接触することで水分が一気に水蒸気となり大爆発を起こします。
これが火山性の地震のメカニズムです。
また、近年地震は「月」にも発生していることが発見されました。
「月」の地震は「月震」と呼ばれており、月の内部も地球と同じような構造をしているのではないか、そうなると多くの鉱物が「月」の内部にはあるのではないかとの推測が生まれ、この数年は競って「月」の探査に世界中の国が乗り出しています。
日本でも2007年9月に打ち上げられた「かぐや」が子機「おきな」と「おうな」を使い、世界で最初の本格的な「月」の調査を行い多くの謎が解明でき大きな成果を上げたことはご存じのとおりです。
その後、アメリカや中国では、「月」に探査機を意図的にミサイルのように打ち込んで数10メートル下の内部の直接調査を行うという計画が2010年から頻発しています。
最後になりますが、「土」の総称である「土壌」にとって「波=空気」が重要なこと、そしてそのベースである「地殻」は振動すると地震や火山を発生させること。
また鉱石の一つ水晶は自身が振動すること、これもまた土気と波気の相対性な本質ですね、これらは実に興味深い話ではないでしょうか。
その意味する事とは、「土」と「波」は元々は一つであったということです。
したがって、「土」には「波」の「超自由性」という要素を獲得したいという願望が有るということが言え、多くの検証例でもそれが実証されています。
その一つの行動が「振動」(本来は「波」の要素)と言う事になります。
何時もは受け入れ側の「土」ですが、突如としてまるで地震を起こすように「振動」します。
これが何時もは控えめな「土」に、突発的大胆行動を起こさせる事になります。
突然、家を出てしばらく旅行に行ってしまう、人脈や生活などの過去を一掃し新しい環境で生活を始めてしまう、それも全財産を投げ打ってまで行う事があります。
その理由の一つには、何処かに「生きている証」を残したいという強い願望が見え隠れしています。
また、検証では人によってこの突発行動はリズミカルに起こる事も解ってきました。
人によっては2年毎に、人によっては10年毎にと、これもまた固有のリズム(周波数)を持っているのです。
前回の水晶の振動を思い起こしてください、まさにこれが「土」の他の「気質」にはない大きな特徴でもあるのです。
起動とリセットを繰り返す人がいたら、おそらく「土」気質の人に間違いありません。
「土」の人が思うような人生を送り、成功したいと願うのであれば、「土」本来の生き方を地に足を付けて貫き通すことです。
つまり、それは地に根を張るように「動かない」(変化させない)ということです、住む場所も生活スタイルも、そして付き合う人もまた同様に。
<完>