2024年9月20日 08:00
波の話し-2
「空気」、つまり地球の大気とはどんな成分で成り立っていてどんな性質があるのでしょうか?
これも詳しくは知られていません。
まず成分ですが、大気には多くの水分が含まれていますが、水分は一定量ではなく温度によって大きく変動します。
したがって、ここでは水分を除いた乾燥大気の成分として扱います。
大気、つまり地球の「空気」は以下のような主な成分によって成り立っています。
・窒素 約78%
・酸素 約21%
・アルゴン 約0.1%
・二酸化炭素 約0.04%
ここで驚くのが二酸化炭素の少なさではないでしょうか。
地球温暖化の元とされている二酸化炭素はなんと、わずか「空気」に占める割合は0.04%と1万分の4しかありません。
このほとんどは地球に生息する生命が酸素を取り込み吸収した後に吐き出される量であり、工業用途などで吐き出される量などは誤差に等しいものです。
本当に地球温暖化は二酸化炭素の量に関係しているのでしょうか?
確かに、地球は二酸化炭素によって夜や局地であっても熱を逃がしません、しかしこの二酸化炭素によって他の星のように太陽の当たるところと当たらないところの気温の差を少なくしているのです。
また100年前の地球の二酸化炭素の量と現在はほぼ同じだとする研究結果も出ています。
私は安直に地球温暖化を二酸化炭素の量だと言うのは危険だと考える一人です。
多くの科学者も同様の考えで、二酸化炭素よりも太陽活動や地球の歳差運動(地軸が2万6000年周期で回転する現象)の方が影響は大きいと考えています。