2024年9月 4日 08:00
ところで、真の健康法って何でしょう?
大病を患い内臓の幾つかを切除してからというもの、以来あらゆる病気と健康に関する情報を得て、更にはこの数年間の食と飲食事業を通して、多くの知識と研究実験による活きた学びを得てきました。
その数多い学びの中でも大きいのが、身体の内側とも言える内臓や精神疾患、そして身体の外側とも言える目に見える皮膚疾患、これらと極めて因果関係にあるのが食と生活環境だということに行きついたことです。
そして、その食と生活環境は固定した概念で語れるものではなく、その人の個性に合わせたベストな方法を選ぶ必要があるというものです。
つまり、世に存在する健康法は、ある人によっては最適ですがある人にとっては最悪という逆効果のこともあるのです。
これに気付いたことは、今後このテーマを事業化していく際の大きなヒントになりました。
では究極の健康法って何でしょう?
各種の研究で解ってきたことは、まずは心身共にストレスフリーの生活をすることです。
つまり、自分に無理しないこと、やりたくないことをやらないということです。
そして楽しいと思う事だけをやっていくことです、ここに個性が大きく関与してきます。
私は、ビジネス自体は研究開発や事業構築などの時期は特にワクワクしますし、心から楽しいし、寝食忘れても生きている限りやり続けたいと思います。
でも、事業構築後の日常的なルーティング業務や、ビジネスに絡む人間関係はもの凄いストレスを感じる事があります。
一緒に楽しく飲み食いができる、身内感覚の人とだけビジネスできればどんなに幸せなのかとさえ思います。
だから、ストレスを感じる要素のあるビジネス実務からは、早々に隠居したいと思うのです。
そして日々付き合うのは、ある意味で狭い範囲のストレスの感じない人だけにしたいのです。
面白い事に、私は人は大好きです、でも同時に人は大嫌いな対象でもあるのです。
もう一つは食事、これも大きく個性が関与している事が解りました。
つまり人によっては健康になる食材でも、人によっては不健康になる食材があるということです。
重要なのはその食材そのものではありません、その人の代謝機能と免疫力のバランスにあります。
究極を言うと、人は自身の身体が欲している栄養素は美味しいと感じ、欲してない栄養素は不味いと感じるということです、身体は嘘をつかないのです。
ただ、ここで気を付けないといけないことは食べ過ぎです、その人の身体にどんなに良くても食べ過ぎはどんな食材でも良いことはありません。
この食べ過ぎという現象は精神的に正常な状態では一切起きません。
これが一つの精神的要因でもあります、先述のストレスフリーで精神的に安定していれば食べ過ぎる事もありません。
健康は本当に多岐に渡る情報が不可欠で、簡単に語ることなどできるはずもありません。
何故なら対象の人の個性が解らないからです、自身の身体は自身がよく知っています。
それでも精神疾患や皮膚疾患は起こります。
ここで重要なのが経済的な要素が加わってくるということです。
つまり、自身の身体に良い物だけを食べて、ストレスが無い暮らしで、はたして生活していけるお金が有るかという究極の問題にぶち当たります。
ある医療ジャーナリストは、「健康はお金で買える」というけだし名言を言いました、これはある意味では正確な指摘だと思います。
さて、日常的に行える健康法、この大きなヒントは100歳以上の人のアンケート調査に見出せます。
共通して言えるのが、毎日楽しく過ごして美味しくご飯を頂いているというもの、つまりこれが先述した2つの項目そのものなのです。
食事は、食べたい時に食べたい物を食べたいだけ食べるのだそうです、そして楽しい事を毎日心から楽しんで行っているのです。
ある人は農作業が楽しいと言い、ある人はゲートボールにカラオケに皆と飲む事が楽しいと言います、つまりその人が楽しいと感じることを素直に行えることです。
食事も生活も自分に正直に生きること、これが究極の健康法なのではないでしょうか?
だから他者から教えられてする事ではないのです、自身で心から美味しいと感じるものを食べたいと思うときに食べて、心から楽しめることを自ら自由に行えることが重要なのです。
そしてこれをできるだけ早期に自身で探し出すこと、そしてそれを早期に実践すること、更にはそれを無理なく可能とする経済力を得ることです。
自然体で生きるってそういう事ではないでしょうか?
つまり、これが私流の「心のオーガニック生活」なのです。
そして、それができれば幸福感でいっぱいになります。
そこには、要らぬ他者動向情報や健康情報などは皆無です、自分だけの理想の世界が広がります、まさに現世での天国です。
きっと、それが究極の健康法だと思うのです。