2024年10月 2日 08:00
株式会社ファンシーフーズの食材事業において、健康と長寿をテーマとした事業にも取り組んでいます。
「何時までも若々しく健康で長生き」、そういう願望は何時の時代も多くの人が思っている事でしょう。
そんな健康と長寿のテーマで研究して行くうちに、「食用タンポポ」と合わせて野草と山菜の研究も同時に行うようになりました。
調理方法によっては大変美味しい野草や山菜、旬を食べてデトックスや健康維持に努めるのが健康生活です。
そして、何といっても自然の中で育った野草や山菜は、天然のオーガニック野菜そのものですね!
野草といえば、イタリアンで最近よく使われる「ルッコラ」、実はこの野菜は栽培されるようになったのはほんの20年程前です。
それまでは、あちらこちらに自生していた単なる野草(雑草)なのです。
「ルッコラ」は和名で「キバナスズシロ」、つまりダイコンの一種ですが、ダイコンほどは根は大きくならない種で、生で味わえば確かに大根の味がかすかにします。
さて、そんなことをきっかけに、日本でも食用に適する野草は有るだろうと調べてみたら、何と恐ろしいほどの種類が有るので驚きました。
結論的には、「毒性が無ければ味は別にしてほとんどの野草(雑草)は食べられる」ことが解りました。
ただし、ヨモギやセリなどとそっくりな強毒性を持つ野草も多いので、野草を自身で採って食べるのは熟知してからにしたほうが身のためかと思います。
死に至らぬまでも、人によっては全身麻痺や呼吸困難に陥り、長期入院も覚悟しなければならなくなります。
何でも手に入る時代、健康ブームが熟して意外やこういう野草系が、今後のトレンドになるのかもしれません。
韓国にはヤチェ(野草)と銘打った店があります、これは旬な天然野草や山菜を1年中食べられる店で、日本でも何時も目にしている野草が夏場だと何十種類も出てきます。
酸っぱい野草や苦い山菜、これをサラダや焼き肉のサンチェ(包菜)としてバリバリ食べると、翌日には元気いっぱいになります。
特にお奨めが半熟卵やカルビ焼きと混ぜて食べるヤチェビビンバは、想像に反して本当に美味くてびっくりします。
日本でも、こんな店が誕生する日がそう遠くないのかもしれないですね。
勿論、私も食材ビジネスとして、野草はしっかり視野に入っています。