2024年10月16日 08:00
株式会社ファンシーフーズの食材事業は、健康と長寿を一つのテーマとしています。
「何時までも若々しく健康で長生き」、そういう願望は何時の時代も多くの人が願っている事でしょう。
さて、このテーマのきっかけになったのが、なんと1つのタンポポだったのです。
そのタンポポから食用タンポポの普及、そして各種のハーブやスパイス、菌や醗酵食品と次から次へと新しいテーマが生まれていきました。
更には、シャンプーやクリーム、そして機能性化粧品にまで展開されていきました。
また、ホームページやブログを見たという学校や農家さんからの問い合わせがきて、高等学校の先生は実際にお会いして情報交換までさせていただきました。
その学校で研究しているのが、タンポポの花を食材にできないかというもので、私も大変興味を持ち今後の研究に活かしたいと思っています。
このような花そのものを食材にしようとする試みは、今後大変意義深いものがあります。
普通の人は花を食材にしようとはしません、しかし花には茎・葉・根に比べても多様な栄養素が詰まっている植物は実に多いのです。
食べられる花(味的にという意味で)をエディブルフラワーと言うのですが、日本では古来より菊が有名です。
新潟の大きな菊の花びらは、生食や乾燥され一つの食材としても扱われています、お浸しにするとほんのりとした苦味があり大変美味しいのです。
刺身の飾りにも小さな食用菊が使われることがあります、またランの仲間は南国ではジュースやフルーツ、また肉類の飾りつけに使われ、これらも勿論食べることができます。
そんなわけで、花という食材、もう少し研究してみる価値があると思っています。
この分野はまだまだ研究が進んでいません、研究すれば、もっと多くの栄養価が高く美味しい花が有るのではないかと思うのです。
先の高校では、タンポポの花をジャムにしたり積極的に加工食品として活用しようと研究しています。
意外や自然界には、量も豊富に採れ美味しい花が有るのかもしれません。
そして、自然の中で育った草花は勿論オーガニック野菜となります。
取り合えず、乾燥ものですが世界の食べられる花を取り寄せています、スパイスやアロマテラピーで有名なイランイランは強烈な味と香りで気に入っています。
生花の多くが香り付けや飾り用なのですが、ゴールドマリーなどは栄養も豊富で使い方によってはスパイスやハーブ代わりに味付けにも充分使えます、現在カレーやシチューに入れてみたりといろいろな研究を行っています。