2025年1月27日 07:00
地球生命体のリズムは「12」に支配されている。
五行思想の物質を表現した「5つの要素」から作られた「十干」に対比させ、生命に影響する要因ということで「十二支」では12種の生命成長段階の「文字」を配しました。
その後記憶しやすいように同じ発音の動物の名を配したのでしょう、したがって動物の名前は一切の意味を持たせるものではありません。
さて今度は地球が太陽を1周する1年を考えて見ましょう、1年もまた1月から12月と「12」の月に分割されています。
「月」と言うくらいで、これは月が地球を回る公転周期に由来しています。
ご存知のように月は地球を28日かけて1周する「28日周期」です、一方で地球は365日(閏年は366日)で太陽を1周する公転周期です。
したがって、月の周期が解明された頃は1年は13ヶ月になっていました。
その後、半年・4分の1年などと区切りが良いようにと12ヶ月に振り分けられたのです。
ここで四季に関する定義ですが、「運命波学」では3ヶ月ごとに4つに分割した「春・夏・秋・冬」の四季ではありません。
「運命波学」では、1年を2ヶ月ずつ「冬・春・春の土用(梅雨)・夏・秋・秋の土用(秋の長雨)」と6つの季節に分割して理論付けしています。
これは先の宇宙に存在する「6つの要素」という考え方と関連しています。
つまり四季も「構成要素4」(冬・春・夏・秋)と「補助要素2」(春の土用・秋の土用)からなるという点では一致しているのです。
ここで、季節を良く考えて見ましょう。
春と夏の間には「梅雨」があります、また秋と冬の間にも「秋の長雨(秋梅雨)」があります。
「五行思想」ではこれを「土用」と表しています、「運命波学」においては「変化点」としてこれを四季に加えました、「春の土用は陰から陽の変化点」、「秋の土用は陽から陰への変化点」になります。
「運命波学」の四季は「冬」・「春」・「春土用」・「夏」・「秋」・「秋土用」と2ヶ月ごとに6つに分割しています。
「運命波学」の1年は「3*4=12」ではなく、「(4+2)*2=12」
そして「冬・春・夏・秋」は「構成要素4」、「春土用・秋土用」は季節というより「変化点」であり「補助要素2」、これも「4+2=6」の符号と一致しています。
これは、先述したように「波」も「6つの要素」から成り立っており、実にしっくりと符号が一致するのです。
月は地球に大きな引力の影響を与えます、これによって引き潮や満ち潮が起き気圧変動による風など様々な現象が引き起こされます。
当然これほどの引力の影響は生命体の生体リズムにも影響を及ぼしています。
このように、1年も同様に12ヶ月という「12」の周期で繰り返されます。
今度は1日を見てみましょう、現在では24時間を1日としています。
しかし、昔は「十二支」を使って2時間ごとの 12分割だったのです。
近年になり午前午後に分割され、それぞれを「12時間」としています。
「運命波学」では、元々使用されていた「十二支」での「12分割」で1日を表しています。
1日とは地球が自転する周期です、太陽の面が当っているときが昼、当らない影の時が夜です。
これも大きく地球上の生命体に影響を及ぼしています、生命体の活動リズムそのものが影響されているとても大きな要因です。
最期に、運命波学の基礎理論に繋がる基本思想である「概論」事項を纏めます。
・12年周期=木星の公転周期(木星が地球に及ぼす現象の周期)
・1年は12ヶ月周期=地球の公転周期と月の公転周期によって得られる合成周期(季節の確立と月が地球に及ぼす現象の周期)
・1日は12時間単位(2時間1単位)=地球の自転周期(太陽光が地球に及ぼす現象の周期)
このように、地球上に生息する生命体は年・月・日・時とそれぞれ12のリズム(12周期の「波」)によって影響を受けています。
「運命波学」では、これらの自然の摂理から同様に12年・12ヶ月・12日・12時間(2時間1単位)で生命体のリズム(波動)を理論化しています。
混同する人もいるといけませんので、ここで注意をしておくと、先述した宇宙に存在する「6つの要素」の数字の「6」と地球上の生命体に影響するリズムである「12周期」の数字の「12」とは全く異なる次元の物ですのでしっかり覚えていただければ幸いです。
「6つの要素」は、分解して単独でも意味を持ちますが、「12周期」はあくまでも「12」で1セットのリズムであり1つの意味しか持ちません。
「地球生命体の生態リズムは大小12の周期で繰り返される」