2024年8月22日 09:00
現地で学んだネイティブがよく使うフレーズや文法などを紹介しています。
和製英語は想像以上に多く、その数や紛らわしさに少し驚かれるかもしれません。
英会話においてはそのやっかいさが、のちにボディブローのように足手まといになっていきます。会話につまづく原因になりますので、あなどらずにしっかり覚えておくことが英会話上達につながります。
和製単語とひとくちに言っても、
①「ペットボトル」など、英単語を並べて作った単語や日本独特の単語
②「アポ」など、元々英単語として存在するが短縮させている単語
③「オードブル」など、英語ではなくフランス語等が語源のため、英語としては通じない単語
④「クレーム」など、元々は英単語だが日本では違う意味として使っている単語
⑤「エネルギー」など、元々は英単語だが発音が違うため通じない単語
などさまざまです。
今日は上記①のうち、職場で間違って使ってしまいがちな和製英語をいくつか挙げてみたいと思います。
マイペース→ at one's own pace
ex. She works at her own pace.
「彼女はマイペースで仕事をします。」
キャッチコピー→ slogan / tagline / motto
ex. I like Nike's slogan, "Just do it."
「ナイキの"Just do it."というキャッチコピーが好きです。」
ex. The tagline for Neighbor Totoro is "belive in yourself."
「となりのトトロのキャッチコピーは"自分を信じる"です。」
ex. Netlix emphasized their current motto,"See what's next."
「Netflixは彼らのキャッチフレーズ"See what's next.をアピールしました。」
サラリーマン/OL → office worker
ネームカード(名刺)→ business card/ contact card
~アップ系
イメージアップ→ improve one's image / good impression
スキルアップ→[improve / enhance]one's skill
キャリアアップ→[enhance /advance / develop]one's career
グレードアップ→ [improve / upgrade / enhance]something
※スピードアップ、レベルアップ、パワーアップ、リストアップなども和製英語です。
~ダウン系
イメージダウン→ bad impression / negative image
コストダウン→[reduce / cut ]costs
プライスダウン→ discount / cut price
グレードダウン→ downgrade something
※スピードダウン、レベルダウン、パワーダウン、システムダウンなども和製英語です。
アフターサービス→ customer service / after-sale service
モニター→ test user
ジャストフィット/ジャスト~ →correct size / perfect suit / exact
日本ではジャストは「ぴったりの」「ちょうど」という意味でジャストを使いますが、英語だと「ただの」「たったの」となりニュアンスが変わってしまいます。ちょうどぴったりという単語はexactになります。
アンケート→ questionnaire / survey
カルテ→ medical card
プロダクション(制作会社)→ agency
プロダクションは「商品」という意味になります。
トイレ→ bathroom / rest room
toiletでも通じますが、便器そのもののイメージになります。
ノートパソコン→ laptop
ブラインドタッチ→ touch-typing
タッチパネル→ touch screen
ポスト→ mail box
ホチキス→ stapler
セロテープ→ scotch tape
シャーペン→ mechanical pencil
シャープペンシルというと「先が尖ったペン」という意味になってしまいます。
シール→ sticker
コンセント→ outlet / socket
アイスコーヒー → iced coffee
アイスティなども同様にiced teaになります。
リサイクルショップ→ secandhand store
リサイクルショップというと、空き缶などを集めている人が行くイメージがあります。
ざっと挙げただけでもこれだけの数があります。今回はビジネスの場面で使ってしまいそうな単語に絞りましたがまだまだたくさんありますので、英語を学び始めた方は少しずつ調べて覚えていくことをお勧めします。
次回は和製英語②~⑤について説明していきたいと思います。