2024年12月 5日 09:00
do は Do you ~? や I don't ~. など助動詞として使われるイメージがありますが、実際には「何かをする」という動詞として日常的によく使われていて、ネイティブたちの会話で頻繁に飛び交う単語です。
日常的な使われ方として、大きく2種類あります。
①動作「~する」
②強調「本当に」
今回は例文を用いていくつかご紹介したいと思います。
①動作「~する」
1. 仕事や家事、日常的な動作を表す
do は 一連の動作を推測させるニュアンスがあります。
たとえば wash the dishes と do the dishes の場合、前者は「お皿を洗う」という動作を表しにとどまりますが、一方で後者は、お皿を洗って乾かして食器棚に片付けるまでの一連の動作を含有します。
■ do software updates:ソフトウェアの更新をする
■ do the bookkeeping :帳簿を付ける
■ do the laundry:洗濯をする
■ do the window:窓を拭く
■ do the room:部屋を掃除する
■ do my hair:髪を整える
■ do makeup :お化粧をする
2. スポーツに関する動作を表す
ボールを使わないスポーツや格闘技、一人で行うエクササイズやレクレーションなどに使われます。
■ do karate:空手をする
■ do yoga:ヨガをする
※関連記事 スポーツやレジャーは play / do / go どれを使う?
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3. 食事に関する動作を表す
「~を作る」「~を提供する」「~にする」という意味で使われます。
■ ex.1
A: Smells good.「いいにおい。」
B: I'm doing hamburg steaks tonight.「今夜はハンバーグだよ。」
■ ex.2
A: Do you do breakfast?「朝食はやってますか?」
B: Yes we do.「はい、やっております。」
■ ex.3
A: I need a break.「休憩したいな。」
B: Let's do lunch.「お昼にしよう。」
■ ex.4
A: How about to go out for dinner.「夕食にでかけない?」
B: Sounds good. Let's do Chinese. 「いいね。中華にしよう。」
4. 推測される動作を表す
自動詞として使われるケースです。「なんとかする」「なんとかなる」というニュアンスになります。
■ That will do.
「それで結構です。」
■ This room will do for a workshop.
「この部屋は作業場として使えそうだ。」
② 強調「本当に/ とても / 確かに/ やはり /実に」
強調したい動詞の前に置いて使われます。
■ I do want to see that movie.
「その映画をすごく見たいです。」
■ He does know that.
「彼はよくわかってるよ。」
■ I did do that.
「確かにやったよ。/やったのは私です。」