2024年12月10日 09:00
今日は色を使ったイディオムと慣用句をご紹介します。
① out of the blue「突然」
日本語の「青天の霹靂」に似ています。
② yellow journalism「イエロージャーナリズム」
読者の興味を引くために、タイトルや内容に対し、事実より奇抜な表現や誇張表現を用いるジャーナリズムの形式を指します。
③ done purple「夜明け」
紫が終わる、つまり夜明けの時間帯や情緒を現します。
④ paint the town red 「どんちゃん騒ぎをする」
日本語だと、お給料日や長いプロジェクトが終わったときなど、何かが一区切りついたとき「パーっと飲みに行こう」というイメージに近い表現です。
⑤ red-letter day「特別な/おめでたい/記念すべき日」
日本でも祝日のカレンダーが赤で示されているように、おめでたい日や重要な日、記念日と言う意味で使われます。反対は black-letter day で「縁起が良くない日」という意味で使われます。
⑥ green eyed monster「嫉妬心」
ヨーロッパの言語の中には緑色が嫉妬を連想させるイディオムや慣用句がたくさんあります。シェイクスピアが 『オセロ』のなかで、この表現を使ったことが由来とされています。
⑦ see pink elephants「幻を見る」
お酒で酩酊状態になることを婉曲に表現した言い回しです。ピングの象をキャラクターにしたお酒もあり、ディズニー映画『ダンボ』で酔っ払ってしまったダンボがピンクの象の幻覚を見るシーンもあります。
⑧ blown-nose「ごまをする」
上司におべっかを使ったりご機嫌をとる人のことを brown-noser と言います。
⑨ black as coal「真っ黒」
直訳の通り、石炭のように真っ黒という意味で、黒を強調したいときによく使われます。例えば料理を焦がして「真っ黒になってしまった」と言いたいときなどをイメージするとわかりやすいかもしれません。
⓾ white lie 「ささいな嘘、社交辞令」
相手のことを思ってついた必要な嘘、優しい嘘という意味で使われます。
いかがでしたでしょうか。ぜひ参考にしてください。