2024年8月 8日 08:00
肉を食べると幸せな気分になりませんか?
実はこれ、気分的なことだけではなくて、本当に幸せな気持ちにさせてくれる成分が入っていたのです。
それが、テレビなどでも急速に話題になっている「アラキドン酸」という物質です。
サプリなどでも注目されている物質で、脳内ホルモンである「セロトニン」の生成にも一役担っているのです。
アラキドン酸は細胞膜のリン脂質として存在し、特に脳に多く含まれる物質で、脳内細胞間の伝達機能に極めて重要な役割を持っていることが発見されました。
アラキドン酸は脳内でエイコサノイドと呼ばれる一連のシグナル伝送に重要な物質に変化し脳内細胞や伝達機能を活性化します。
このようにアラキドン酸が脳に必要な物質に変化する事を「アラキドン酸カスケード」(物質の変化がチェーンのようにサイクリックに行われる様を指す)と呼んでいます。
これによって記憶を良くする薬やボケ防止薬などにも積極的に利用しようと研究がなされています。
これらの働きは脳内ホルモンの安定にも作用します、これは不快物質であるノルアドレナリンを抑えるセロトニンの出が良くなることに起因しています。
美味しい肉料理、必須アミノ酸で肌をツルツルにするだけではなく、本当に幸せな気分にさせてくれる重要な物質を多く含んでいたのです。
特にこのアラキドン酸を体内で作る機能が無い、もしくはかなり弱い人もいるそうです、ちなみに猫はまったく体内では生成できないそうです。
したがって、アラキドン酸を体内で再構成できない、もしくはしずらい特徴を持った人は肉や卵から得るしか方法がありません。
幼少期の肉の摂取不足により、成人後の精神疾患の関連性も研究され始めています。
このアラキドン酸は、成長期の脳の形成にも重要な働きを持っていたのです。
というわけで、イライラしている時は美味しい肉を食べるに限ります。
それと肉類は、頭を使う職業の人には必須食品である事をお伝えしておきます。
豚肉や鶏肉、そして卵や乳製品、少しでも構いません、毎日のように食する事で幸せな気分で過ごす事ができるのです。
この脳の働きに重要な物質であるアラキドン酸ですが、植物には一切含まれていません。
つまり野菜だけを食べるという健康法ですが、アラキドン酸を再構成できない特徴を持った人には大変なことになる要素を含んでいる事を理解することが重要です。
脳軟化症・アルツハイマー症・ボケ、これらの症状は肉をしっかり摂っている人に少ないという事実、誤った野菜健康法を実践している人はこれを認めなくてはいけません。