2024年11月12日 08:00
季節の変わり目には、旬のものを食べることは健康に良いと昔から言われていますが、これにはしっかりとした栄養素学的な根拠が有ります。
例えば、秋の旬な食べ物はサツマイモや栗、そして柿などでしょう。
これらの栄養素を調べてみると、実に理に適っていたのです。
サツマイモと栗は根と果実(種)という全く別の部位にも関わらず、栄養素はほぼ同じと言っても過言ではありません。
昔は健康に良いとして、共にハチミツを付けて生で食しました。
生で食べるとこの2つの味はそっくりです。
まずでんぷん、これは体内で糖に変わり細胞のエネルギー源になります、冬眠する動物の多くが栗やドングリを沢山食べるのも意味が有ったのです。
そしてビタミンやミネラルが極めて豊富です、特にビタミンEは抗酸化物質で身体の活性酸素を除去します、また細胞を活性化させるので新しい皮膚が生まれ肌がスベスベになります。
鉄やマンガン、マグネシウムなどは身体のバランスを整え免疫力を高めます。
また柿はビタミンCが豊富で中位の柿1つで1日に必要なビタミンCを摂取できるほどです。
このビタミンCもまた免疫力を高め身体の調子を整え風邪予防には欠かせない栄養素です、更には細胞を活性化させメラニン色素を除去し肌を白く若く保つ事ができます。
これらを総合すると、冬の到来前からこれらを1日に少しずつでも食すると風邪を予防し寒さに負けないエネルギッシュな身体を作ってくれるのです。
季節の変わり目には旬なものを食する、意味が有ったのですね。