国債とは、国が証券発行という形で資金調達する借入金のことです。
国債に限らず債権は、償還期限と利率が予め定められており、購入者は定められた償還期限に元金と共に利息を受け取ることができるものです。
5年物、10年物など償還期限や受取利息などが異なる債権が多数存在しており、証券会社で購入することができます。
国が発行する債券ですので、基本的には償還期限において元本割れはありませんが、ゲインは極めて低いのが特徴です。
個人での小額での運用ではメリットが少なく、1億を超えるような資産を安全に増やす時などには有益に機能するものです。
金融機関はじめ、大幅利益が出た際などに企業が購入し損失が出た期の補填に使用されたりする例が多いです。
FXとは、「Foreign Exchange」の頭文字を取って作られた造語であり日本特有の言葉です。
外国通貨と日本円との売買において生まれる為替差益を狙った一つの投資で、「外国為替証拠金取引」のことを指しています。
証拠金取引とは信用取引ともいい、例えば100万円を証拠金として預け入れると1000万円までの売買ができるというものです。
本来「外国為替証拠金取引」は、金融機関の資産運用方式ですが、近年これを個人レベルでも行えるようなアプリケーションが誕生し話題になりました。
高利益を生む半面、極めてリスクが高いため「金融ギャンブル」だと警鐘を鳴らす人もいます。
公募株とは、上場直前の会社が上場前に株主数を増やす目的と、資金力を上場前に得ておくという施策の元に監事証券会社に委託して行う株式販売方法です。
この場合は、第三者割当増資のような募集人数に制限が無く、公募用に新規発行される株式が残っていれば買う事ができます。
しかし、証券会社が優先するのはお得意先のお客様です、つまり長期間取引口座を持ち、3000万円以上の信用取引残額を持っている人などに声をかけるのが通例となっています。
第三者割当増資に比べてゲインは少ないのですが、統計的には短期間に確実に利益が取れるということで人気があります。
公開株とは、証券取引所に公開された企業の株式を言います。
この公開株を売買するには、証券会社で銀行と同じように取引口座を開く必要があります。
開いた口座にお金を預け、そのお金で株式公開された会社の株式を購入したり、売却したりします。
株式の売買方法としては、2通りの方法があります。
一つは「成り行き注文」という方法、これは市場の成り行き価格で売買する方法で、市場の売り買いの状況により期待よりも高く買わされ、また安く売られることもあります。
それに対して「指し値注文」という方法は、買いたい価格や売りたい価格を指定して売買します。
未公開株とは、証券取引所に公開されていない会社の株を言います。
未公開株は、一般の人には購入することはできず極限られた人だけが購入できるのです。
その方法は、第三者割当増資に応募することですが、法的に49人以下の人にしか募集をかけられないという規定があるので、どのような人脈を持っているかが重要になります。
上場すれば平均で40倍にも一夜にして大化けする未公開株、余裕資金を使い10年ほど待てるなら、経営者と夢を共有できる未公開株は大変魅力ある投資です。
ただし、未公開株投資はリスクも高いものです、全てが自己責任で行う覚悟が無ければ行わない方が良いと思います。