2022年10月10日 07:00
仮想通貨は、金融庁が「暗号資産」として金融資産という位置付けにすることを決定しています。
仮想通貨は、その意味では「お金の代わりに使える」価値から「持っていることで資産を形成する」価値へと生まれ変わろうとしていると判断してもよさそうです、事実ビットコインをフィアット通貨としている国もあるくらいです。
また金融資産である以上は金融商品であり、その性格上いずれは証券会社が全面的に取り扱うと思います。
つまり、証券会社が株などと同じような金融商品として各種の仮想通貨サービスを誕生させてくると考えています。
また、株の世界でいう「CB債=株式転換型社債」と同様の趣を仮想通貨に当てはめた資金調達方法なども新たに誕生してくる可能性も否定できません。
証券会社主導によって発行されるトークンは、その性格上一つの「私募債」と見ることができます。
こうなってくると金融資産と化した仮想通貨は、これまでに無い新たな価値を形成し急速にニーズが高まってきます。
持っているだけで大きな資産価値が出る可能性もあり、裏付けのある確かなコインが新たに誕生してくる可能性も否定できません、そして証券会社で取引開始された瞬間に大きな資産を得ることができるのです。
ただし、新規発行時のイニシャルトークンを手にすることができるかどうかが重要なカギになってきます。
何故なら、イニシャルトークンは限られた人にしか話しが行かず誰でもが買えるものではないからです、株の世界の上場前公募株と同じです、その意味でも「私募債」の性格と似ていると思うのです。
日頃の人間関係、そして重要なのがどんな人と関わってきたかで将来の経済状況が大きく左右する時代が訪れるのです。
私がよく言う「見えない価値」、これに気付きその関係を信頼をもって継続できる人だけが次代の資産家となっていくのでしょう。
見えているものだけに固執し、見えない価値を認めることができない人がその状況の結果で「運が無い」と言い訳ばかりで自分の非を認めようとしないのです。