2024年10月30日 07:00
ブレーレイ対応のDVDプレーヤーは、再生専用のものでも出始めの頃は殆どが10万円以上していましたが、現在の主力製品は大きさも薄さも半分以下になり価格は7.1Chやハイレゾに拘らなければ2万円以下であり、中には定価で1万円を切るものまであります。
また、製造するメーカーも薄利多売に嫌気がさしたのか国内のオーディオ/ビデオメーカーでは数社のみで極限られています。
ただ、今もなお20万円以上のプレーヤーも同時発売されており、デジタルプレーヤーも二極分化現象が起きています。
実は、私がオーディオとホームシアター道楽を再開した際に封印前に使っていたブルーレイ/DVDプレーヤーが使えなくなっていました。
仕方なく、ブルーレイ/DVDプレーヤーを新規購入したのですが、定価は4万円のものでしたが4Kやハイレゾ対応で最新のブルーレイでも何の不安も無く、画質も最高で良い音で再生してくれます。
更には、このブルーレイプレーヤーには疑似4Kモードが付いていて、昔の1K画質のものでも4K画質に修正してくれるという優れものでインターネット接続でのVODやブルートゥースでモバイル機器のソースも再生することが可能です。
また中国や台湾製などは、ディスカウントショップなどでハイレゾには対応していない1K画質専用のものが数千円で売られています。
今度、実験したいのでおもちゃのように小さな格安DVDプレーヤーを買ってみてどれほどの実力か試してみたいと思います。
ダメダメでも何も問題ありません、何故なら寝室のミニホームシアター用に使えるからです。
ベッドで観るのは「クリミナル・マインド」や「スターゲイツ」などのシリーズドラマものですから、ソースのほとんどがDVDなのでブルーレイは不要なのです。
また、画面も小さいので1Kも4Kも変わりません、そもそも目が悪いので裸眼だと大画面でも1Kも4Kも同じなのです。
余談ですが、以前組んでいた寝室用のシステムはオーディオとホームシアター兼用で全てがコンパクトで場所を取らず、更には埃が気にならないように隙間がほとんどない製品を選んでいました。
価格も壊れても気にならない程の製品で、大きさは小さく音はそこそこの物、これ意外と最終システムになるまでが大変だったのです。
何が一番大変かと言うとフロント用のスピーカーです、コンパクトで良い音となると結構厳しいのです。
以前は中型ブックシェルフを使っていましたがスタンドを付けないと高さが合わないのです、といって小さなトールボーイでは音質に不満が出ます。
そして中型ブックシェルフは音は良いけど大きすぎるのと埃がネットの隙間から入り込んでしまうので、今後組む事を考えシステムを模索中です。
話を戻しますが、ブルーレイ/DVDプレーヤーはイマイマの製品だと定価で5万円程度であれば特に価格による音質の差は殆どなく、高いからといって画質や音質が特に良くなるわけではありません。
音質の差が出るのはソースの問題が殆どです、プレーヤーはソースをそのままエンコードして映像と音声にして出力しているのですから。
そもそも、ホームシアターにハイファイオーディオのファクターを持ちこんではいけません、それよりも映画館のような大迫力で聴くことに意味があります。
また、最近では映像の世界も4K対応や8K対応、更には3D対応や新方式のサラウンドダイレクト出力などどんどん新方式が誕生してきています。
新しい方式が出たら数年待って買うことが賢い消費者です、すぐに性能はそのままに価格は大幅に下がってきます。
つまり、ブルーレイ/DVDプレーヤーは進化が桁違いに速いので、ハイエンドを買ってしまうよりもエントリークラスを定期的に買い替えることが賢いと思うのです。
プレーヤーよりも、アンプやスピーカーに予算を回した方が結果的に納得のいくシステムになるでしょう。