2025年2月 8日 07:00
オーディオ道楽を封印した際に、メンテナンスもせずに10年間保管していたアンプ類を順次クリーニングも兼ねてメンテナンスしています。
今日は風もなく陽光降り注ぐさわやかな日なので、ベランダでサンスイのA-α7のメンテナンスを実施しました。
名門サンスイのアンプとは言えコンパクトサイズだとやはりメインとしては物足りなさ感がありますが、ダイニングや寝室でのサブシステムとしては充分に機能してくれます。
メンテナンスの様子
サンスイ A-α7の内部
巨大な電源トランスと電解コンデンサがサンスイの伝統
内部に溜まった埃をハケとエアダスターを使って丁寧に吹き飛ばし、アルコール綿棒でフィンや基板の隅々までクリーンアップします。
ケースの内側もアルコールで拭きます、意外と汚れています。
タバコを吸わない人の製品でも真っ黒な煤がフィンや基板に付いています、これは空気中に浮遊している炭素成分で主に自動車の排気ガスと工場排煙です。
このときは是非マスクをしましょう、埃を吸い込んでしまいますから。
その後、部品の劣化が無いかを点検し、怪しい部分があればメモっておきます。
スイッチ類の接点とコネクタ類をアルコールやベンジンで磨いて接点を復活させます、これによってガリを防止できます。
最後にアルコールでケースをクリーンアップして完了です。
特に問題なければ慣れたもので、ほんの1時間ほどで全工程が終わります。
メンテナンスもオーディオ道楽の一つ、自分の手でメンテナンスすると製品に愛着がわいてきます。
クリーアップ後のサンスイ A-α7
20年間のクスミも取れ、新品同様にピッカピカ!