2025年2月15日 07:00
デジタルオーディオ全盛期、PCにUSBを介してダイレクトに接続してネット上に溢れる高音質デジタル音源を聴き放題に楽しめるUSB-DACオーディオアンプのオンキョーMA-500U(2002年発売、オープンプライス)に、小型で小音量なら聴きやすい音質のワンダーピュアDIYスピーカーWP-FL08を合わせてみました。
MA-500Uは所謂USB-DACとプリメインアンプを組み合わせた仕様で、外付けUSB-DAC程度の価格でありながらもアンプ付とあってかなり人気が高いアンプです。
また、他のCDなどのソースにも接続可能でコストパフォーマンスは極めて高い製品です。
オンキョー MA-500Uと、
DIYで組んだワンダーピュア WP-FL08
アンプ:オンキョー MA-500U
スピーカー:ワンダーピュア WP-FL08
MA-500Uは、驚くことに製造は既に完了しているものの、いまだに2~3万円の価格で新品(在庫品)をネットで購入可能なのです。
在庫が豊富なのか、もしかしてニーズに合わせて再生産しているのかもしれません。
メーカー希望価格は発売当初で5万円前後かと思うのですが、大量に製造され安価になり同類の製品に比べ使い勝手や音質の良さも加わりかなりのニーズがあるのでしょう。
私は一度2004年頃に購入しオフィスのPCでしばらく遊んで、その後オーディオ好きな社員にプレゼントしてしまいました。
そして最近、この面白いUSBオーディオアンプを思いだしてネット上に溢れる各種のデジタル音源を愉しもうと考え再購入したのです。
最近のUSBオーディオ製品をいろいろと調査したのですが、このMA-500Uの良さを再認識しただけで、購入したいと思える新製品が見当たらないのです。
サイズ・機能・音質(スペックから想像によるものですが)など、3拍子揃ったものってなかなか無いものです。
現在、USB-DAC付のヘッドフォンアンプが主流となり直接スピーカーを接続できるタイプは限られてきています。
したがって、アンプ付きのUSB-DAC製品は今では貴重な存在かもしれません。
そんなオンキョーMA-500Uに合わせたワンダーピュアWP-FL08はDIY商品なのですが、小型で大きさもさることながら実にしっくりと音質が合います。
ただし、小音量で聴くにはという条件が付いてしまいます。
ある程度の音量以上になると妙な共鳴音が気になりますので、小音量でしかもニアリスニングポジションで聴いてほしいスピーカーです。
また、この組み合わせだと意外にも低音域もしっかり出てPCオーディオとしての音質は文句なしです。
机上に置くPCオーディオとしては最適な大きさと音質です。
尚、現在このセットはIT事業で開発担当の門下生の自宅で思う存分に使われています。
過去、同じものを2回買うのは極めて稀なことですが、2台とも故障での廃棄や下取りではなく現役として私の手元にないのはこのMA-500Uのみなのです。