陰陽バランス食の実践-456(信州風フォカッチャ・味噌せんべい)
2024年1月13日 08:00
フォカッチャはイタリア北部のジェノヴァが発祥とされるパンの一種で、
その歴史は古代ローマ時代にまで遡ると言われています。
生地のほのかな甘みに、ハーブの風味、塩気が合わさり、
お好みでオリーブオイルをつけて食べるとたまらない美味しさのパンですね。
ふんわりしてふかふかの印象が強いフォカッチャですが、
本場ジェノヴァにはふかふかのものから、カリッとしたもの、
平たくしっとりしているものなど、さまざまなタイプがあります。
イースト菌を入れたものがフォカッチャとして食べられていたり、
インターネットでも作り方として紹介されていますが、
正確には、イースト菌を入れて発酵させるのは本場のフォカッチャではないそうです。
日本で作られているフォカッチャの作りかたは、
インターネットなどで情報もたくさんありますので、
こちらはちょっと変わった和風のフォカッチャを作ります。
今回は、普段パンは作らない、
という方でも簡単にできてしまう信州の美味しいフォカッチャをご紹介します!
信州では、「おやき」という具を入れたものがお土産屋さんでも売られていますよ!
今回は手作り味噌を生地に混ぜた味噌おやき(フォカッチャ)を作ります。
まず、小麦粉に水とお味噌を加えて粘らなくなるまで練ります。
イースト菌は使いません。
生きた味噌で長時間発酵させます。
丸2日冷蔵庫で発酵させれば美味しいのですが、
待てない人は熟成を省いても食べられます、が、ちょっと硬くなってしまいます。
イースト菌を入れたパンと違い、
しっとりとしてもちもち感が美味しいです。
信州では、具を入れずに平べったく焼いたものを「味噌せんべい」と呼び、
昔は子供たちのおやつとして愛されていたそうです。
長時間熟成させているので消化にもよく、
お味噌が身体にもよい信州フォカッチャ、簡単なのでおすすめです!
味噌は酵素たっぷりの陰陽グループ食材の代表格で、
それ自体で陰陽バランスが整っている陰陽バランス完全食です。
酵素分解で一緒に食した野菜や肉類を見事に消化してくれます。
主食としてこういった味噌を使った料理を食べれば、
どんな食材と合わせても陰陽バランスに影響を与えないので安心です。
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