食を通して健康を考えるタンポポ普及協会と運営母体のファンシーフーズが今注目しているテーマが「菌類」、特に乳酸菌の健康への効能は今や知らない人はいないほどですね!
現在、多くの食品メーカーが乳酸菌を研究し新たな種を発見してはヨーグルトや飲料に応用しています。
更に近年には自然農法の土壌改良や放射能除去などにも利用されているのです。
そこでわたしたちは、タンポポ研究と菌類と植物の共存共栄を体感するため、乳酸菌液を培養してみることにしました!
乳酸菌液の培養方法についてはネットなどでも手軽に多くの情報が出てきますが、生物それぞれの特性を知りつくした協会会長は、ネットなどには一切出てこない独自の理論で培養しています!
こちらは培養を初めて初日の写真。

約一週間で見事成功!
こちらのスプレー容器に移し、タンポポの土壌と葉にたっぷりと振りかけます!

すると夜に撒いた乳酸菌のおかげで、翌日のタンポポがますます元気に!

生命が地球に芽生えた頃から地球上に存在していた乳酸菌。
生命発祥から原子菌類(古菌類)と共生することで進化を続けてきた動植物にとって、欠かせない存在なんですね。
タンポポもわたしたちも原子菌類無くして正常な健康を維持することは不可能でしょう!
韓国の人はどうして肌がきれいなのだろう?
その理由の一つに、常にキムチなどに含まれる乳酸菌と接しているからといいます。
乳酸菌はこびりついたタンパク質や脂質の汚れを落とす事も近年の研究で解っています、美容にも大いに活用できるのではないだろうか?
生命の共存共栄を学ぶ毎日、これからも楽しみます!
「タンポポは漢方薬」でも驚異の成分を含む事をお話ししましたが、今回は「タンポポの根」の部分の関して、よく知られているビタミンやミネラルなどは除いて特徴的な成分について更に詳しくまとめてみました。
改めて、その効能について詳しく調べてみると、「タンポポの根」が漢方薬として重宝されている理由が解ります。
・タラキサシン
ハーブ系苦味成分であり食欲増進、胃液や胆汁の分泌を促し消化機能を強化します、また肝臓強壮効果があります。
・トリテルペン
糖と結合するとサポニンとなります、消炎、解熱、鎮静、排膿などの効能があります。
・ステロ―ル(フィトステロール=植物性ステロール)
生物を構成する重要な成分で、細胞膜生成には欠かせません、皮膚疾患に特に効果が期待できます。
・イヌリン
炭水化物の一種です。
タンポポは、根に栄養源を貯蔵するための手段としてイヌリンを使用しています。
イヌリンは、腸に達するまで消化されずに腸内細菌によって分解され、腸内の有益細菌の繁殖に機能します。
効果としては、乳酸菌と同様ですが、乳酸菌は腸に達するまでにほとんどが消化されるのに対して、イヌリンは腸に確実に達して効果を発揮します。
・ペクチン
複合多糖類であり、消化酵素では分解されないので食物繊維として機能し、コレステロール低下やアレルギー緩和作用があります。
・コリン
神経伝達物質として重要な成分で、循環器系や脳には重要な物質です。
また細胞膜の構成と補修に不可欠な成分であり、健康と若さの維持には欠かせない極めて重要な成分の一つです。
・フェノール酸
フラボノイドと並ぶポリフェノールの一つです。
フラボノイドは色素ですが、それ以外をフェノール酸と呼んでいます。
フェノール酸の種類はリグナン、ジケトン、エラグ、クロロゲン酸、クマリンがあり、効能としては抗菌、エストロゲン様ホルモン作用、抗血液凝固などで、「血栓防止薬」として利用されています。
・アスパラギン酸
アミノ酸の一種で疲労回復や抵抗力強化などの効能があります。
栄養ドリンクにも含まれている成分としても知られています。
どうですか?
タンポポの成分は、まさに生薬そのものです、また皮膚につけても消炎効果が期待できます。
タンポポがヨーロッパで食用とされている理由、それはタンポポに含まれる薬効成分が理由の一つにあげられます。
タンポポの種類に関わらず、葉や花茎には、ルテイン、ビオラキサンチン、タラキサシン、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンD、カリウム、鉄などが主な成分として含まれています。
ここで、 タラキサシンは苦味成分であり食欲増進、胃液や胆汁の分泌を促し消化機能を強化する働きが有ります。
ビオラキサンチンは色素の一種でルテインと共に目の働きを良くします。
他の成分など総合的には利尿、食欲増進、目の病気予防治療、デトックスに有効な成分配合となっています。
更に、根は漢方薬「蒲公英根」(ほこうえいこん)として昔から愛用されているほどで、当然貴重な薬効成分が多く含まれています。
根には、タラキサシン、トリテルペン、ステロール(フィトステロール=植物性ステロール)、イヌリン、ペクチン、コリン、フェノール酸、アスパラギン酸、ビタミンA、ビタミンB群、カリウムなどが主な成分として含まれています。
ここで、ステロールはご存知皮膚疾患には重要な成分として知られているステロイドと同種の成分です、また漢方薬「蒲公英根」(ほこうえいこん)は妊産婦の薬で母乳の出を良くし身体を温める薬で有名です。
これらの成分を総合すると、利尿(利尿薬「フロセミド」に匹敵し、更に体内からのカリウム溶出が無い)、便秘(含デトックス効果)、肝臓障害、胆嚢障害(黄疸に効果)、リウマチ、皮膚疾患、ニキビ防止治療、血液浄化、細胞組織浄化、冷え防止、脂肪燃焼、だるさ解消など美容と健康にとって恐るべき薬効成分の宝庫だったのです。
事実、 漢方薬「蒲公英根」(ほこうえいこん)を煎じて飲むと身体がホカホカしてうっすら汗をかいてきます、この状態で床に入ると熟睡してしまいます。
私は、日に3回タンポポ茶を飲むようにしましたら、身体のだるさが解消され、熟睡できるせいかストレスをあまり感じられなくなりました。
これは是非、皆様にもお奨めします。
昨年5月連休から実験栽培中の西洋タンポポたち。
7月から9月までは暑さのせいかぐったりとしてしまい、
葉の大きさも成長しなくなり、じっと静かに耐えているようにも見えました。
そんなタンポポたちが秋に入り、
大きな本葉がどんどん出て来て元気いっぱいに成長しています!
寒くても暑くても動きが鈍くなるのが自然の摂理。
冬と夏はじっと耐え、春と秋に一気に成長するのですね。

さて、植物のなかには夏に成長する品種があります。
その名の通り夏草。

しかし、じつはこの夏草も、やはり春と秋に成長しているのです。
どういうことかというと、夏草が成長するのは朝と夕方、つまり一日を季節にするとやはり春と秋になっていたのです。
会長は人の活動や経営行動、時期、タイミングについて、
よく「暑い夏はセミも鳴かない」と例えています。
この言葉の伝えたいことがタンポポを育ててみて解りました!
夏も冬も動かなくていい、ということではなく自身の活動にもこの植物たちと同じように「季節感覚」を取りこんで、季節やリズムと一体となった活動が重要だということ。
さて秋から冬に向かうこの季節、タンポポは冬支度をはじめています。
わたしたちはどんな準備をしようか。
わたしたちは、タンポポと出会い、そして多くを学びました。
この多くの学びの中から芽生えてきた気持ち、それが今日のダンデリオンに繋がっていきます。
生命力が強くて踏まれても、踏まれても、また葉を出してくるタンポポ。
タンポポの生命力を入れた強い商品を作りたい!
こうして、たんぽぽエキス入り基礎化粧品「ダンデリオン」が生まれたのです。
タンポポの葉はさまざまな形があります!
タンポポの種類を判別する際、
よく花の総苞片の形による見分け方があげられることが多いですが、
花でなく葉からタンポポの種類の判別が可能なのか、と葉の観察を続けていました。
すると、どうやらタンポポの葉の形はタンポポの種類に応じて特有の形状になるわけではなく、
同じ種から発芽したタンポポの葉でも、
日当たりや環境による変化、季節による変化によって形状も大きさも変化していくようです。
左から、幼葉(芽を出して5ヶ月目まで)、中間葉(本葉になる前の数枚)、本葉。
同じ本葉でも、細身でギザギザの大きいもの。

さきほどの本葉に比べて太身で先の丸い本葉。

幼葉のうちは、みな同じ形をしていて、まったく違いが解らないのですが、成長につれて、それぞれがそれぞれの環境と成長に応じて形状を変えていきます。
人間も同じ、タンポポのように常に形を変えながら成長を続けていかなくてはなりませんね。