タンポポは北海道から九州まで広く分布している植物で人工的な平たんな場所を好んで生息しています。
例えば田畑や公園、そして道路など根を張る隙間さえあれば何処でも根付いて花を咲かせます。
しかし逆に、人里離れた高山や森林などには自生していません。
更には、100年ほど前に日本に持ち込まれた西洋タンポポと日本古来の在来タンポポとの生息域と環境の変化、これらを調査することで日本人の生活環境そのものを間接的に知る事ができます。
その意味でタンポポの調査は、植物研究者を中心に日本全土で広がりつつあります。
近年では、タンポポの花の奇形の調査も民間を中心に行われています。
特に、福島の原発事故以来奇形の報告が相次いでいます。
しかし、私もこの花の奇形について調べてみると原発事故以前にも日本全土で多くの報告が有り、直接的な原因になっているとは思えません。
ただ、これを機会に多くの人がタンポポについて興味を持ち、また調査を行うようになったことは好ましい事だと思っています。
身近な雑草であるが気付かれないタンポポをもっと知ってほしいのです、そしてそのタンポポから我々人間の生活環境の変化に気付いてほしいと願うばかりです。
今まで長期間に渡り見向きもされなかったタンポポですが、「環境指標植物」として立派に人間の生活環境保護にも役立っていることをもっと多くの人に知っていただければ幸いです。
当協会は、タンポポの研究を通して生活環境から疾病に至るまであらゆる分野を研究し、その成果を公開し続けていきます。
当たんぽぽ普及協会の経営母体である「株式会社ファンシーフーズ」では、食用タンポポ普及活動を通じて、「食と健康」について日々研究と実証を行っています。
その中で、特に力を入れて行きたい分野が、「肌」に関する疾患分野です。
中国の「医食同源」、韓国の「薬食同源」などに関しても、同時に研究する中で「肌は身体内の状態を見事に反映している」、という事項に大いに注目しています。
当時は、肌の色である程度の疾患予測を行っていましたが、現代では肌の色も然りで肌の状態が大きな要素となっています。
団塊ジュニア世代が成人になるころから急増したアトピーや尋常性湿疹、これはいったい何を物語っているのでしょうか?
この世代と他の世代とでは、何が根本的に異なっているのでしょうか?
そこには、大きな食文化の変化が起こっていたのです。
現在、これに関しては医学的見地も踏まえて慎重に研究しているところであり、まとまり次第成果として各種の方法で発表して行きたいと思います。
ここで話せることは一つだけです、それはこの世代が子供の頃は戦後の高度成長期からバブル経済期にあり、日本に「健康ブーム」が到来していたということです。
この時代の健康的と言われていた食文化、実は最近になって医学的にも栄養学的に間違っていたものが多く有ります。
ある部分では健康に良い物が、逆にある部分では「栄養失調」をもたらしていました、それによって人間本来の持つ免疫力がある種の栄養素を毒だと認識し、異常反応を起こしてしまうようになったのです。
これは花粉症のメカニズムと酷似しています、つまり「尋常性(異常ではない)」という名前が表しているように、病気ではなく免疫力の異常反応によって引き起こされている症状と言えるのです。
当協会と株式会社ファンシーフーズでは、アトピーやアレルギーなどの肌疾患に関してこう考えています。
それは、「臨時的な対処法ではなく、原因を究明し根本から治す方法を提唱していくべきだ」と。
今後、これらの研究を順次発表していきたいと思います。