2024年10月 3日 08:00
冬の寒さにも負けずに葉を伸ばしていたタンポポですが、実は花を咲かせた後に冬眠することが解りました。
実験栽培中のタンポポは、花を咲かせる時期には40Cm弱と大きな葉を1ヶ月で1株から10枚以上出していましたが、花を咲かせ種を飛ばした後は一気に葉が枯れて新しい葉を出さなくなりました。
そういえば昨年5月に実験を開始した際も花を咲かせた後、なかなか新しい葉を出さないので枯れてしまったかと思ったくらいです。
推測ですが、夏から冬にかけてじっくりと養分を根に貯め込んで春先に一気に葉を出し花を咲かせるのではないでしょうか?
そしてその後はしばらく休息期間を置いてまた秋ごろに元気に葉を出すのでしょう。
街中のタンポポも梅雨から秋まではなかなか発見できません、おそらくこの推測は間違いないと思います。
つまりタンポポの冬眠期は梅雨だったのですね、これも全て実験栽培で解ったことです。
これは、食用タンポポの供給に関して大きな収穫でした。
花を咲かせる頃のタンポポ、大きな青々とした葉を何枚も伸ばしています(4月上旬)。
種を飛ばした後のタンポポ、葉がほとんど枯れて、新しい葉も萎れたような小さいものばかり。