2024年6月 4日 08:00
毎日のタンポポの有益性研究で面白いニュースを見つけました、それはタンポポからゴムを生成するというものです。
まず、2010年にブリジストンタイヤが、続いて2015年に住友ゴムがタンポポからゴムを生成する研究をアメリカのベンチャー企業と共に進めています。
ニュースリリースの内容をざっと説明すると、「ロシアンタンポポ」というタンポポの茎や根から出る乳液にゴム成分が多量に含まれ、現在主流のゴムの木から採取されるゴムとは別の特性が有るといいます。
これをタイヤなどに応用できないかと、実用に向け研究がすすめられているということなのです。
現在のタイヤは60%が原油であり炭素成分で黒い色をしています、例えばタンポポの乳液から作られたゴムであれば白が基調となり、黒以外のタイヤも簡単に作られる事になります。
更には、廃タイヤは燃やすと排ガスが真っ黒で空気汚染を起こしますが、タンポポ由来のゴムであれば有機物ですから土に埋めておけば土に変わり環境汚染の心配もありません、実に地球にやさしいゴム製品が製造できる事になります。
このニュースを見つけてから更に妄想が強くなり、何とか新たなる有益性の研究をしたくなってきています。
また、アメリカにはタンポポの研究だけを行うベンチャー企業が複数ある事も解り、日本での第一号を狙ってみたくなりました。
そして、まだ他社では発見していない有益な応用を発見できれば幸いです。