2024年6月 6日 08:00
今回は飲料としての活用法の話しです。
一部の愛好家が自作などして愛飲しているタンポポコーヒーは、最近では商品化されレストランなどでも出すお店が増えてきているそうです。
その効用も徐々にひろまってきており、その一番の理由は味はコーヒーとほぼ同じでノンカフェインだと言うことです。
当協会での研究では、ミネラル分の違いによる効用も大きな事が解ってきました。
コーヒー豆にはカフェインに加え多くのミネラルが含まれ、特にマグネシウムの含有量は植物界では群を抜いています。
このマグネシウムは、カルシウムと身体内で結合し骨を作る重要な働きがあります。
身体が酸性化し骨を溶かして酸性化を防ぐために、骨がスカスカになる「骨粗しょう症」予防にもなるという、本来であればコーヒーは優れモノの予防薬でもあるのです。
ただ、多飲すると、これらのミネラル分により身体が冷えるという副作用もあるのです、これにより女性には好ましくないと言われ、特に妊産婦はカフェインの有無による理由に加えて飲んではならないとされています。
その点、タンポポコーヒーはカフェインはゼロでミネラル分が少なく、デトックス効果のある成分も多量に含まれています。
また、身体を温める成分も含まれているので、逆に妊産婦には好ましい飲料と言えるのです。
さて、ここで考えなくてはならないのは、当協会としてはどうタンポポコーヒーと向き合うかということです。
これは、今後の課題としてじっくりと考えていきたいと思います。