2024年2月20日 08:00
ついに開花した水耕栽培の花は咲き終えた後、7日後に綿毛に代わりました。
フランス産食用タンポポの新鮮な種の入手です。
食用タンポポ(西洋タンポポ)は受粉せずに種を作るクローン生成を行います。
つまり、全ての株は一つのDNAしか持たないのです。
また、気温の関係で蕾のまま花を咲かすこともなく蕾の中で種を熟成して綿毛を飛ばす事も有るようです。
大切な種が飛び散るのを防ぐために完全に開く前に採取↓
フランス産の食用タンポポに限ってのことかもしれませんが、これまでの2株での経過をまとめると以下のようになります。
1.花茎を伸ばし始めて4日後に開花する。
2.開花は過去の報告にあるような3日間咲くことはなく数時間で凋み種作りに入る。
3.開花の前日に1度花茎を倒す。
4.開花の後、すぐに花茎を倒す。
5.綿毛が出始めるのは花が凋んで6日目(花茎を伸ばして10日目)、7日目には完全に綿毛が広がる。
6.綿毛に代わる2日前に再度花茎はまっすぐに伸ばす。
さて、水耕栽培の可能性と花の観察が完了しました。
研究に使った3株、どうしましょう?