2016年10月 3日 01:30
提携農家さんと越年実験栽培中の食用タンポポですが、2年目の秋タンポポの試食を行いました。
タンポポは越年草ですので毎年収穫を期待できるのですが、食用として越年したタンポポは果たして食用として活用できるのかが最大の実験テーマです。
見事に育った2年目の秋タンポポは小松菜やホウレンソウなどよりも大きく立派に育ちました。
まずは定番の卵とじ、苦みは予想していたよりも少なく味は問題なし。
ただし、茎の硬さは予想以上に硬くて繊維質が気になります。
しかし幼葉もうまったく別物でこちらはホウレンソウよりも柔らかく美味しかったです。
生で食べてもルッコラのようで問題なし!
と、いうことで。
2年目以降の食用タンポポは食用には適さないという結論に。
ただし、根は次回発表しますが、1年3ヶ月で直径3cmという半端でない太さになりました。
フランス産の食用タンポポは、春先に種を蒔き秋口までに葉を食用として収穫し、寒くなる前の秋の葉はジェノベーゼ等の加工食材に使い根は漢方薬として収穫という、ベストな年間の栽培と収穫サイクルの貴重なデータを得る事ができました。
栽培実験は大成功を収めました!
今回の1年3ヶ月に渡る越年栽培実験で3年は最低かかると予測していた収益事業化がクッキリと見えてきました!