2024年5月 9日 09:00
現地で学んだネイティブがよく使うフレーズや文法などを紹介しています。
look, see, watch はどちらも「見る」という単語ですが、使い方に違いがあります。
look
「自分から意識的に視線を向けて見る」という意味になり、探したり待ったりするニュアンスでイディオムとしてもよく使われます。
■ Look at her.「彼女を見なさい。」
■ I'll look into it.「調べておきます。」
■ Are you looking for a job?「仕事を探しているんですか?」
■ I'm looking forward to seeing you again.「またお会いできるのを楽しみにしています。」
see
「自然に視界に入ってきて目に見える」という意味で使われます。
■ Can you see me?「私が見えますか?」
■ I saw her at Tokyo station yesterday.「東京駅で彼女を見た。」
■ See?「ほら、言ったとおりでしょう?」
※見たでしょう?という意味で使われる定番フレーズです。
■ Good to see you again.「また会えて嬉しいです。」
※ Nice to meet you.は「知り合いに慣れて嬉しいです。」の意味で初めて会った人に使います。
watch
「じっと注意して見る」と意味で、動いているものを意識的に注意を向けて見たり「動きに変化がないか注視する」というニュアンスも含んできます。
■ He is watching TV.「彼はテレビを見ています。」
■ I watched kids play in a playground.「子供たちが遊び場で遊んでいるのを(ずっと)見た。」
■ Watch your step.「足元注意」
■ Could you watch my bag?「私のカバンを(盗まれないように)見ておいてくれる?」
※「映画を見る」はwatch と see の両方が使われるので少し注意が必要です。watch a movie は、TVと同じように家で映画鑑賞するニュアンスです。see a movie は、映画館に行って映画を見るとき、そして過去の話をする時はseeを使うケースが多いようです。
■ Let's go see a movie tomorrow.「明日映画館に行こう。」
■ The movie that I saw yesterday was interesting.「昨日見た映画は面白かった。」
■ I haven't seen that movie yet.「まだその映画を見ていません。」
他にも「見る」には、
■ stare at~「じろじろ見る」
■ glance at~「ちらっと見る」
■ gaze at~「(興味を持って)熱心に見る」
などがあります。
ネイティブたちは細かいニュアンスの違いを単語の使い分けをして表現しています。使い分けを覚えて、伝えたいことを的確に表現できるようになりましょう!