2024年8月29日 09:00
現地で学んだネイティブがよく使うフレーズや文法などを紹介しています。
和製英語について、前回と前々回の続きです。
和製英語の種類
①「ペットボトル」など、英単語を並べて作った単語や日本独特の単語
②「アポ」など、元々英単語として存在するが短縮させている単語
③「オードブル」など、英語ではなくフランス語等が語源のため、英語としては通じない単語
④「クレーム」など、元々は英単語だが日本では違う意味として使っている単語
⑤「エネルギー」など、元々は英単語だが発音が違うため通じない単語
のうち最後の⑤についていくつか挙げてみたいと思います。
ウイルス→ virus(ヴァイラス)
テーマ→ theme(シーム)
バンク→bank(べインク)
カオス→ chaos(ケイアス)
アルコール→ alcohol(アルコホール)
エネルギー → energy(エナジィ)
アレルギー→ allergy(アレジィ)
シュミレーション→Simulation(シミュレーション)
※「コミュニケーション」を「コミニケーション」と言う人がいるように「音位転換」と呼ばれる現象が起こっています。
「雰囲気(ふんいき)」→「ふいんき」、「新たしい(あらたしい)」→「あたらしい」※副詞の時には「あらたに(新たに)」という順番が残っている、「しだらない」→「だらしない」、「秋葉原(あきばはら)」→「あきはばら」など、転換後の言葉が一般化されたように、シュミレーションは日本語では問題ありませんが、英語では通じないケースがあります。
※番外編
逆に、日本語がそのまま英語になっている単語も何百もの数で存在します。
こんな日本語まであります。
Mottainai もったいない
Omakase おまかせ
Tukkomi ツッコミ
Hikikomori 引きこもり
日本語を話すとき、日ごろからできるだけカタカナの単語を使わないようにすることで、だいぶ日本語脳と英語脳を切り分けるようにできるようになりましたので、ナチュラルな英語を話したい方はぜひ参考にしてみてください。