2024年8月 8日 09:00
現地で学んだネイティブがよく使うフレーズや文法などを紹介しています。
今日は「お疲れ様です」「了解です」についてです。
海外で働いてみて日本語の「お疲れ様です」という言葉は本当に便利だと思いました。職場で上司や同僚とすれ違ったときや、相手を労いたいとき、さらにはプライベートな友達同士の会話でも、英語には「お疲れ様」というニュアンスを表す単語がないため、なんと言えばいいのかわからず戸惑いました。
日本語の「お疲れ様です」は相手の立場や年齢を考えずに使うことができますし、社内での挨拶や、ありがとうや労いの言葉としても、すべてこの一言で伝えることができるのです。
さらに「了解です」や「承知しました」について。私は"Ok."と"All right."ばかり使っていましたが、ネイティブたちは他にもいろんな表現で表していてとても勉強になりました。
「お疲れ様です」や「了解です」の代わりにネイティブたちが使っていたフレーズをいくつか挙げてみました。
<お疲れ様です>
●挨拶として全般的に
Hi./ How're you?
How's your day so far?
What's up? ※上司にはカジュアルすぎるので使わない
●朝や帰り際の挨拶など
Good morning.
Have a nice evening.
See you tomorrow.
●上司から部下に対してなど
Great job.
Nice work today.
That was a hard day. Thank you!
●その他いろいろ
You must be tired. ※上司に対しても使える
Long day?
Tough day?
Need more caffeine? ※直訳は「もっとカフェインが必要?」→「大変そうだね/お疲れ様」という意味に
<了解です>
●同僚に対してなどカジュアルな場面
I got it. / You got it.*
I'm on it.
Copy that.
Of course. / Sure. / No ploblem.
***I got itとYou got itの微妙なニュアンスの違い***
I got it.
「(相手の言ったことを理解した)了解です、わかりました」
「(自ら率先してやる)了解です、わかりました」
I understand.と同じような意味と捉えるとわかりやすいかもしれません。
アメリカ英語の発音は「アイガディ」という風に聞こえます。
You got it.
「(相手の言ったことや依頼を理解して、承諾した)了解です、わかりました」
例えばレストランでオーダーを受けた店員さんがYou got it.とよく使います。
アメリカ英語の発音は「ユゥガディ」という風に聞こえます。
●上司や取引先などフォーマルな場面
I agree with you.
I understand.
Of course. / Sure. / No ploblem.
Certainly. / Absolutely. / Definitely.
今回の記事で紹介した以外にも、たくさん表現があります。
レパートリーを使いこなせるようになると、自分の気持ちを相手に対してうまく伝えられるようになり、会話がどんどん楽しくなっていきます。
ネイティブたちが実際にどういう挨拶を使っているか、普段から意識することが上達の一番の近道になると思います。
~~今日の便利フレーズ学習10選~~
Not Fair!「ずるい!」
Just kidding.「冗談だよ。」
Almost!「惜しい!/ もう少し!」
Be my guest.「ご自由にどうぞ。」
Starving.「おなかすいた。」
Hang in there.「もう少しがんばって。」
Way to go!「よくやった!」
Keep me updated.「進捗教えてね。」
Catch you later.「またあとでね。」
Enjoy yourself.「楽しんできて。」