2024年9月 2日 09:00
飲食店オーナーは店内外の装飾には拘りを持っても、意外や忘れられがちな事項にBGMを店内に流す音響設備があります。
また、この音響一つで入客数に影響するのですから飲食店オーナーは広い視野で音響設備を捉えなくてはいけません。
食事をする空間は極めて重要で、まさに五感で味が変わってしまうほどなのです。
前回まで音響設備における音の話しをしてきましたが、最期に流す音源の話しをして店舗における音響に関して締めくくりたいと思います。
まず有線放送会社と契約している場合は問題ないのですが、手持ちのCDを音源として流す場合は著作権に注意して欲しいと思います。
例えば、古い録音のジャズやクラシックはほぼ著作権に触れずに著作権協会の抜き打ち検査が入っても問題ありません。
日本人アーティストの場合は、古い録音であっても著作権協会に会費を請求される可能性は高いです、この著作権の問題を真っ先に確認する事は重要です。
また流すジャンルですが、最も多いミスがオーナーや店長の趣味でジャンルを決めている場合です、基本はその店はどんな趣向のお客様に来てほしいのかを最優先でジャンルを決めてほしいと思います。
また曲調ですが、どのジャンルであってもスローなテンポの曲は聴く人をリラックスさせます、ただしつい長居してしまうことにも繋がります。
逆にハイテンポの曲は高揚させ声が大きくなったり騒がしくなったりします、しかし賑やかで明るい雰囲気を出したいのであれば効果的です。
また、食事や飲食のペースが上がり客単価が増えるという効果も期待できます、更には回転率が上がる効果もあります。
どんな雰囲気のどんなお店にしたいのか、少なくても来てほしいお客様の趣向に合わせたジャンルと曲調を選ぶようにしたいものです。
ブログでは触りの部分しかお話しできません、本当に成功する飲食店にしたいと思うのであれば、どうぞ遠慮なくお声がけください。
最初から料金は頂きません、納得する改善方法を見出してもらい結果が出た時に謝金を考えてただければ幸いです。