2024年7月 4日 08:00
イタリアの科学者がパスタに関する研究を行い、論文を発表しました。
その論文によれば、毎日パスタを食べているという2万人の食事内容や体重などの身体情報を分析した結果、「パスタは食べ方によっては太るどころかダイエットにもなる」、ということです。
グルテンの塊のようなパスタ、通常は太ると思われがちです、しかし実際にイタリア人は朝からパスタを食べていますが太っている人が他国に比べて多いという事はありません。
要は、何を食べるにしてもバランスと量が重要という事のようです。
その論文では、パスタの料理法として野菜と魚介類を中心にしてトマトソースやアーリオオーリオソースをベースとすることが奨められています。
クリーム系は、時々なら良いが毎食だとやはりオーバーカロリーになるようです、またベーコンなどの肉類も同様のようです。
野菜と魚介類を中心として、1食あたりのパスタの量を乾燥状態で200g以下であれば減量した例もあるのだといいます。
ちなみに、日本のイタリアンレストランでは標準的に一人前のパスタの量は80gです。
また、パスタは麺類の中では最も消化に時間がかかり血糖値が急上昇しずらい食品でもあります。
この急上昇を防ぐことで、成人病へのリスクも軽減できるのです。
何れにしても、何を食べるのも量と重要なのが食品のバランスという事です。