師匠の教え007 『すみません』は『ありがとうございます』に置換できる
2026年1月 8日 10:00
最近業務が滞り、仕事が溜まり、ミスも続いていました。 指摘を受けると「すみません」しか出てこない状態になっていました。
その様子を見て師匠から「『すみません』は『ありがとうございます』に置換できる」「本当に『すみません』を言っている間は脳の回復が起きず、新しい思考ができない」という趣旨の言葉をいただきました。
ここで自分の中ではっきりしたのは「すみません」という言葉の是非ではなく責任の置き方でした。 すみませんは責任を相手に残す言葉でした。 謝って終えることでその先の判断や確認を相手に委ねたままにし、自分が引き取るべき作業を宙に残していました。 結果として相手がフォローや判断を背負せ、こちらは「謝った」という動作だけで止まっていたのだと思います。
もう一つは「すみません」と「ありがとうございます」が自分の中で同居していなかった点です。 申し訳なさが立ち上がると視野が自分側に寄り、相手が指摘に至るまでに使った思考や時間が見えにくくなっていました。 感謝にたどり着けない状態でした。
そこで今の基本形として置こうとしているのが「ありがとうございます、すぐ対応します」です。 前半の「ありがとうございます」は相手の配慮を受け取るための言葉、後半の「すぐ対応します」はここから先は自分が責任を引き取って動くという意思表示。 謝罪で終えず責任をこちらに戻すための形です。
この形を短くすると「ありがとう+即動く」になります。 気分を前向きにするための言葉ではなく責任の所在を曖昧にしないための型として使いたい。 状況が難しいときほど相手の配慮を受け取り、自分の次の一手に戻る。 その動きを自動で立ち上げるOSとしてしばらくこの形を運用していこうと思います。