2025年12月17日 10:00
最近ずっと流れが悪い。やることが滞ると焦り、焦ると目の前しか見えなくなって動きが雑になる。雑になると手戻りが増え周りにも迷惑をかけて関係もこじれやすい。結果また滞る。振り返ると典型的な悪循環に入っている。
このループを強めていたのは「未完了」が残っているときの罪悪感。自分の場合、小さい用件を片付けても軽くならない。大きな塊が残っている限り、頭のどこかが緊張したままになる。だから小さな仕事を後回しにして、大きい方を先に終わらせにいっていた。けれど大きい仕事は簡単には終わらない。進まない間に未完了が増え、罪悪感で動こうとして雑になり、防御的になったり、「いい人」に寄って余計なものを引き受けたりして、またズレる。これが最近の自分。
ここまできて気づいたのは、自分が「いつか楽になる」前提で無理をしていたこと。「これを越えたら落ち着く」「これが終われば軽くなる」という感覚で無理を重ねてきた。でも今の状況ではその運転が合わない。きつい局面が続く前提で回さないと悪循環が終わらない。
だから必要なのは迷わず動ける順番を先に決めておくこと。師匠から教えていただいた「これをやったらこれ、終わったら次はこれ」という考え方を、自分の中のリズムとして定着させ、迷いなく回せる状態に寄せていきたい。きついときほど考えるほど止まるから、判断の回数を減らし次の一手が自然に出る状態に近づける。
自分に必要なのはきつい局面でも進める「線」を作ること。点で判断して止まるのではなく線で流れるリズムを型として持つ。「これをやったら次はこれ」と順番で回す。これは、きつい局面でも動けるOSに更新する、ということ。楽になるのを待たず、回る形を先に作ることが重要。