2023年3月27日 07:00
日本の銀行窓口の総合案内に制服を着たヒューマノイドが誕生したニュースは記憶に久しくなりましたが、AIはどこまで現在の人間が行っている業務をこなすことが可能になるのでしょうか?
リアルな話題として各自治体が取り組もうとしているのが、区役所や市役所の窓口業務のヒューマノイドへの移行です。
日本はこれから人工減少期に突入し2045年には1億人を割り込み2065年には8000万人以下となります、マイナンバーカードの誕生はそんな時代への対応の一つで業務の簡素化を目指した取り組みでもあるのです。
役所業務の予め決められた業務のヒューマノイドへの移行は確実な事実として予測できます、人間が対応するのは複雑な問題への相談やアドバイスのみとなっていきます。
役所業務だけではなく、多くの企業のルーティング業務がヒューマノイドへ取って代わられるのは時間の問題となります。
ヒューマノイドは24時間365日無休で働くことが可能で、年間240日・1日8時間労働の人間の作業時間に換算すると4.5人分となり大幅な人件費の削減に繋がります。
更には有給や休み時間、さぼりなどの非効率な時間、また人災的なミスによるリカバリー時間を考慮していません、これらを考慮した場合にはその倍以上の10人分にもなるかもしれません。
窓口業務・一般事務・電話対応の案内や相談・営業の社内処理など、多くのルーティング業務から人間の姿が消えビルの空き室率の上昇問題が始まります。
これは企業だけではなく、弁護士・弁理士・税理士などのアシスタント業務もAIヒューマノイドが担当する時代は直ぐそこまで来ています。
この時代に人間に要求される業務とは何でしょうか、これからの時代は正しく未来を読んで職に就くことが必須で選んだ道によってその人の未来の姿が決してしまうかもしれません。