2022年12月 5日 07:00
金融資産となった仮想通貨は今後どのように社会に秩序を広げていくのでしょうか、そして仮想通貨そのものは未来にどのようになっていくのでしょうか。
現在、お金として使えるビットコインはその性格上未来において支払いなどで銀行でも扱えるようになっていくと予想しています。
そして、そのビットコインの金融資産としての価値から売買そのものに関しては現在の仮想通貨交換業者から証券会社に委ねられるようになるかもしれません。
つまり、証券会社で売買しお金として支払いなどに使う場合は銀行の窓口で行われるようになるのではないかと思います。
日本で浸透するかというと疑問が残りますが、現在での事実として幾つかの国では既にこれが合法的に行われるようになってきています。
また仮想通貨との換金には、現在その価値を認められている媒介通貨が必要となり銀行各社は独自の仮想通貨を発行する可能性も否定できません。
これらの一連のネット取引においてはブロックチェーンを使うことでそれほど難しいシステムとはなりません、こうなってくると今度は持っているだけで資産が増えるという側面性が失われてきます。
つまり本当の意味でのカレンシー(通貨)としての存在感を出してきます、銀行を介さず第三者同士が自由に通貨を扱える、これがそもそもの仮想通貨誕生のきっかけです、その本来の目的に沿った通貨としての価値を持った存在になっていくと思います。
つまり、現在の乱高下を繰り返す投資対象としてのビットコインの投資価値はあと数年間ほどだと予想することができます、仮想通貨で儲けたい、もしそういう人がいるのであれば今から買うのはビットコインではありません、これは外貨を持っているのと変わらない状況になるからです。