2022年11月18日 07:00
私は20代の頃から、「頭に描いている事をプリンターに出力できないかな」と常に考えていましたが、ついにその夢が叶えられる日が訪れるかもしれません。
アメリカの世界最速電動スポーツカーを手掛けるベンチャー企業のステラ社のイーロン・マスク代表が、2016年に設立したAI事業ベンチャー企業であるニューラリンク社は2017年10月に30億円の資金調達に成功し人間の脳とコンピュータを接続するブレインインターフェースの開発に着手し現在もなお商品化に向け邁進しています。
この装置はソフトバンクやフェイスブック、またチップメーカであるARMなども人間の脳とコンピュータを一体化しようとして研究しており、今回のニューラリンク社の技術はこれを一気に追い越す可能性があります。
このブレインインターフェースは人間の脳内に小さなチップを埋め込み、微弱電波によりコンピュータと接続し記憶や意志をコンピュータを介して取りだそうとするものです。
これが実現されると近未来に何が起きるかというと、完全に人間の感情を持ったヒューマノイドAIが誕生するわけです。
例えばある天才科学者がいます、この人の脳内の記憶をコンピュータを介してAIにローディングすれば何人ものその天才科学者と同等の天才科学者ヒューマノイドが一夜にして生まれます。
この結果、数年かかっていた設計をたった数日間で行うことも夢ではなくなります、そして各カテゴリの技術はビッグバンの如くに爆発的に拡大成長します。
更に、ニューラリンク社にはもう一つの極秘計画が存在しています、この脳とコンピュータを接続するマイクロチップを埋め込んだ人間同士は、どんなに離れているところでもコンピュータネットワークを介して意志の伝達が行えるというものです。
つまり、テレパシーと同様に地球の裏側にいても巨大なネットワークを通じて常に情報共有が図れるということになります。
ここで重要になるのが個々人の持つ各種データということであり、データ自体が価値を生む世界が誕生します。
AI技術の発展とこのブレインインタフェースの実現、これによって近未来に何が起きるのでしょうか?
それは天から生を受けた人間が、一切踏み込んではいけない神の領域なのかもしれません。
数年前の話しですが国連という公の場で初めてヒューマノイドAIがスピーチを行いました、その際に如何なる質問にも即答で答え極めて適切な回答を行いました。
そのヒューマノイドAIにイギリスの記者が質問しました、「AIは人類の脅威になりますか?」、その回答は「AIは近い将来、人類を滅亡させるでしょう」というものだったのです。