2023年9月 7日 07:00
オーディオ道楽が復活して、動作確認含めて改めての手持ちのアンプやスピーカーなどの音出し確認や組み合わせ確認を日々繰り返しています、いったいどれほどの組み合わせを確認したのだろう?
10年の封印期間を埋めるのは容易ではありません、バブル経済が5年で崩壊し後遺症が30年続いたのとよく似ています、だからどんな事でも継続させることが極めて重要なのです。
細々とジャズを聴いていただけではなくオーディオ道楽も若干なりとも続けていれば良かったと後悔しきりです、「継続は力(宝)なり」、こういうところで大きな生きた学びを得るのです。
毎日のようにシステムを組み替えてはリファレンスCDで音質確認、それでも5年経った今でも全ての組み合わせを完了させてはいません、気が遠くなるようなことを行いつつも好きなジャズをビール片手にほろ酔い状態で愉しんでいます。
少しずつですがメインのオーディオシステムやホームシアターシステム、そしてサブのオーディオシステムの組み合わせが頭の中にできつつあります、そこで、あることに気が付いたのです、それは最終的に現役で使おうと決定したスピーカーの殆どがオンキョーだったのです。
オーディオ道楽封印前の私の頭の中は「メインスピーカーはJBLかダイヤトーン」だったのですが、思い込みとは恐ろしいものでろくに聴き比べもしないで固執していたのです。
その時代を代表するようなオンキョーのスピーカーをしっかりと買っていながら、「メインはダイヤトーンの大型3ウェイ」なんて決め込んでいたものですからオンキョーの小型ブックシェルフは「買って音出しして納得、以上ストック!」なんていう感じだったのでしょう。
最終的にはどのスピーカーになるのかは解りませんが、少なくても手持ちの中ではオンキョーのスピーカー群の音色がピカイチです。
まずはホームシアターのセンターとサラウンドはすんなりとオンキョーに決まり、以後1年以上固定化しています。
また、サブシステムで使うスピーカーもオンキョーの小型ブックシェルフにほぼ決まりかけています、小型ブックシェルフでありながら中型や大型のブックシェルフに勝る音質だとは恐れ入ります。
それもそのはず、ダイヤトーンの密閉型の大型3ウェイブックシェルと同年代のオンキョーの小型ブックシェルフが同じくらいの価格なのですから、大きさではなくその価格に見合った音がして当然かもしれません。
それにしても、オンキョーの高級小型ブックシェルフの音質はどれも半端じゃないです、改めて脱帽するしかありません。
たったの数年間で、30年間ダイヤトーンが堅持してきた和製スピーカーキングの座をあっという間に奪った根拠をしっかりと音という見えない存在価値で示しています。