情報配信を他者に依頼する場合に注意したい事項があります、それは常に自身の経験や自身で調べたオリジナルの記事が書け、転用やパクリなど一切しない知的で社会的良識のある有能なプロライターに依頼することが重要です。
どんなビジネスも報酬は高額であっても安心して依頼できるパートナーが最も有益です、これはどんな業種でも同じことが言えます、「安心と信頼をお金で買う」という意識は経営者には必須事項です。
世に数多く蔓延しているライター養成ビジネスですが、このビジネスを行う人に対して注文をつけるとしたら指導内容です、ライター予備軍の人達に必須な指導は書くコツや稼ぐ方法ではありません、ましては自分を売り出すためのパフォーマンスでもありません。
著作権保護という法的な専門知識と人間として当たり前のモラルとビジネスルール、そしてビジネスマインドの教育です、それを行わなければ業界そのものが先の例ではありませんが市民権を失うことになっていきます、ましてはAIライターが活躍する時代はすぐそこまで来ているのですから。
私が注力している情報サイトは弁護士会や税理士法人会などが運営している情報サイトにヒントを見出しています、これらのキュレーションサイトはマネタイズ方法が広告や閲覧料ではないことがすぐにも解ります。
投稿数も週に1記事程度で当然その道のプロが書く記事なので堅くて難しい内容です、誰もが見て楽しめるサイトではありません、それでも必要に迫られた人には「こんなありがたい情報はない」と思えるような読む人を絞り込んでは魅了させているのが特徴です。
本来のデジタルマーケティングにおける情報サイトは出口がしっかり用意されたうえで、サイト自体での収益を考えるのではなくあくまでも本業への入口戦略の一つとして存在していなければならないと思うのです。
その意味で今後キュレーションサイトはB2Bビジネスのデジタルマーケティングの要となると考えています、B2C志向でキュレーションサイトを思考するから記事数だの記事による集客だのと間違った方向へ行くのです。
デジタルマーケティングでは量より質、アクセス数より存在価値、パフォーマンスより根拠、動的なプッシュ型集客より静的なプル型集客が根幹になります。
ホームページとキュレーションサイトが連動するオウンドメディア型キュレーションサイトであれば、デジタルマーケティングシステムはあっという間に実現します。
専門家による確かな有益なる情報サイト、似非情報やモラルハザーダーが氾濫する時代だからこそ正確で限定的なニーズが高まっている、そんな気がしてなりません。
「100人に1本ずつのバラは売らない、1人に1億本のバラを売る」、デジタルマーケティングこそB2Bビジネスに適した手法であると思います。
※投稿@伊東久雄
キュレーションサイトとは特定のカテゴリに絞った情報を提供するオウンドメディアをいい、今ではデジタルマーケティングの看板的サイトの一つです。
キュレーションサイトと言えば、数年前に大手上場企業の医療情報サイトなど10個のキュレーションサイトが不正確で権利侵害など悪質な違法情報発信を放置していたと摘発され、業務停止のうえ閉鎖に追い込まれた事件がありました。
特に医療や健康、そして環境に関しての情報発信は身体に影響を及ぼす可能性が極めて高く専門家による確実な根拠を示した情報発信が必須となります。
摘発されたキュレーションサイトでは、数多くの新着情報を得る目的で情報提供者として100人を超える主婦ライターを中心としたセミプロライターに委託し質よりも量を優先していました、これらのセミプロライターの収益は低い人では1記事50円という人までいたそうです。
価格の安さから多くの記事を出す必要があり、ネットに流れている情報からそのまま転用する著作権侵害は当たり前で、他者のブログからも常にネタを拾っては自身の記事として投稿するモラルハザードが日常化していました。
このセミプロライターたちは内容がどんなものかも吟味できず、意味も理解しないままに自己の収益だけを考えて投稿していたのです。
この事件は、世の中に存在するライターの著作権などを無視した悪質なモラルハザードと、ライター業界全体の年収の低さが暴露されてしまった形ともなりましたが自ら自分たちの首を絞める行為を自己利益優先で行っていたのですから自業自得の結果とも言えます。
※投稿@伊東久雄
デジタルマーケティングの方法を謳う情報サイトはここ数年急増していますが、ではそのデジタルマーケティングにおける成功戦略を具体的に示しているかと問われれば皆無です。
デジタルマーケティングとは何かという情報ばかりで具体的で有益な成功戦略情報は極めて少ないのには驚きます、この状況を見るとまだまだデジタルマーケティングが多くの企業で本格的に運用されるまでには時間がかかるような気がします、つまり多くの企業がデジタルマーケティングで成功を収められるチャンスが充分に残されているわけです。
ずばりデジタルマーケティングにおいて最も重要なポイントはターゲットです、しかもそのターゲットでもターゲット毎に各種の事情を抱えているはずです、これら全てを意識しなくてはなりません。
例えばターゲットを中小企業やベンチャー企業だとしましょう、しかし業種も無数にありますし、更に重要なのは企業によって抱える課題が異なります。
これを一つのサイトでサービス内容を網羅させようとすれば伝える内容はガラッと変わりますので上手くいきません、これは言いかえれば「何でもできる」イコール「得意分野が無い」ということしか伝わらないということです。
創設したての企業と10年以上も続いている企業では経営者の課題も悩みも異なります、更には経営者の年齢によっても異なります、高齢者になれば事業承継や跡継ぎの問題も起きてきます。
上場を狙う元気な企業も在れば今にも倒産しそうな企業も在ります、ターゲットが同じでも抱える問題が異なるとはこういうことです。
同じ経営コンサルティングのデジタルマーケティングでも得意分野を中心にしてターゲットを絞り込むようにサイト構築を行う必要があります、勿論流す情報もそれにぴったり合わせなくてはなりません。
デジタルマーケティングで成功する秘訣は、「誰かが見てくれればよい」という気持では駄目です、「こんな人に伝えたい」というターゲットを絞り込み強いメッセージ性を出して行かなくてはいけません、ここが最も重要なポイントになるのです。
※投稿@伊東久雄
AIの急速なる普及によりデジタルマーケティングも合わせて進化を遂げてきています、これからのデジタルマーケティングにおいてAI分析は必須のものとなります。
優れたデジタルマーケティングツールは顧客単位の行動分析から導かられたパーソナライゼーションに優れているといえます、ここでパーソナライゼーションとは顧客別の個性を指しています。
例えばネット通販で一つの商品を購入したとしましょう、その際に近似商品を必ず比較検討すると思います、そこでAIは自動的にお薦め商品や過去に他の顧客が一緒に買われた商品を推薦してきます、そしてその商品を一緒に買ったかどうかなども全てAIが記録して行きます。
購入に躊躇っていると今度はメールで割引クーポンの発行と同時にお気に入りの商品を推薦してきます、更にアンケート調査で割引率が高くなった割引クーポンを送ってきます、このようにして顧客の趣向に合わせてあの手この手で購入に結び付けていきます。
まるでリアル店舗でその場に店員がいてアドバイスするように見事にフォローし短時間に顧客のニーズを満たしてくれます、そして半年も購入が無い場合は状況のお伺いメールがリアルのDMのように送られてくるのです。
顧客の動向やニーズを的確に掴み、更には現在の心理状況までも把握できるAIはお見事と言うしかありません、何か上手くやられているなと感じながらも購入させてしまうテクニックには脱帽です。
※投稿@伊東久雄
AI全盛期を迎えるにあたり、忘れ去られようとしていたデジタルマーケティングが突然のように復活してきました。
これからの時代における成功ビジネスにはデジタルマーケティングは必須な営業手法となっていきます、資産運用などのシミュレーション、会員専用の運用実績管理、自社商品比較情報サイトなどニーズに合わせた情報提供と煩わしい各種台帳処理から解放されるサイトの構築が必須事項になってきます。
デジタルマーケティングの成功キーワードは「パーソナライゼーション」にある考えています、つまり顧客一人一人のニーズに適合するようにAIを駆使したデジタルサービスの提供ということになります。
デジタルマーケティング全盛時代はまさに業界内にデジタルデバイドを起こします、デジタルに強い企業だけが生き残っていく時代になっていくのです。
これからの時代はデジタル抜きには語れません、世の中が限りなくSF映画に近づいています。
デジタルとは無関係と思われていた農業もこれからの時代はアグリテックの時代に突入します、農業とデジタルの融合と聞いて生産者直販サイトなどを想像している人はデジタル難民化するかもしれません。
もう家族単位で農業を細々と行う時代ではないという発想が必須であり、農業をデジタル化すべき事項は星の数ほど存在していることに早期に気付くべきです。
デジタル省の開設は世界から遅れること10数年、ようやく日本の政府も重い腰を上げたようです。
※投稿@伊東久雄